第3話 お買いものってなあに?

あらすじ

 相変わらず朝から本格的な料理を用意するシャオ。しかし材料の集め方を聞いた太助は驚愕。なんと、星神の八穀に勝手に集めさせていたのだ。このことは新聞に載るほどの大事件になっていた。その日が日曜だったので、太助はシャオに「現代におけるお買いものシステム」を教えることにする。とりあえずそのままの服では目立つと思った太助は、姉の服を借りることにする。
 街に出た二人は一通りの買い物をする。自分一人で何か買いたいというシャオに太助は思わず消しゴムを買ってくるように頼む。
 文具店に行ったシャオはそこで少女が万引きをするところを目撃する。その少女―山野辺翔子はシャオが何も知らないのをいいことに万引きの手伝いをさせることにする。しかし事あるごとに星神を出すので、余計に目立ってしまいまったく成功しない。さらにその現場を太助に見つけられてしまう。太助はそのことで怒ろうとするが、シャオに止められる。翔子は悪い人ではないというのだ。
 実は翔子は自分の格好やしゃべり方で判断されるのが寂しくてこのような行為に走ったというのだ。そんな翔子にシャオは買ってきた本を渡す。
 家に着く直前、シャオは太助の目の前で目をつぶる。驚いた太助だが、すぐに目を開けられてしまい、呆然。実はこれは翔子の入れ知恵だったのだ。太助は人騒がせな人物が増えたと、不安にならずにはいられなかった。

登場キャラ 翔・瓠・軍・八


名セリフ

翔子に万引きが成功したことがあるかと聞いた後のシャオのセリフ

「すごくいいこと 起こりましたか?」

 翔子にしてみればかなり心を打ったはずのこの一言。この一言で翔子は心を開くようになります。


次の話へ 前の話へ 目次に戻る