第23話 花織ちゃんがやってきた!(後編)
あらすじ
- いきなり家に現れた花織。太助の言葉も聞かずズカズカと、家の中に入り込む。そして楽しいことをいっぱいしようと言って、服の後ろに手を…この行動に太助は大慌て。
太助「ちょっと待ったああああ!!」(シャオが見てるのに!!)←見てなかったらいいのか?
思わず目をつぶって顔を背けてしまう太助。再び目を開けたとき、目の前にあったのはたくさんの遊び道具だった。今日は朝まで遊びまくりだと言うのだ。さすがに泊まらせるわけには行かないと思った太助。
そんな時、ルーアンが家族が帰ってくれば花織も帰るだろうということで、偽の両親を連れてくることを計画する。いったんはその計画に乗る太助だったが、父親役の軒轅&離珠、母親役の陽天心洗濯機を見て、計画をなかったことにしようとする。しかし作戦は強行された。明らかに変なこの行動も、花織には「太助が手品をしてる」としかうつらなかった。こうなればどうでもいいとばかりにそのまま芝居を続ける太助。
しかし紅茶をめぐってニセ両親S(from 「ママレードボーイ」(笑))がケンカをしてしまう。その被害が花織に行きそうになり、太助は体を張って花織を守る。その様子を見ていたシャオは、またわけのわからない「もやもや」が起こるのだった。
ニセ両親Sのケンカが止まらないため、シャオに軒轅たちを支天輪に戻すように頼む。隠れているように言われた花織だったが、気になりのぞくと、シャオが守護月天としての力を使うところだったのだ。
この状態では泊められないと、花織を家まで送る太助。その道中で花織は、シャオのこと、それに対する自分の意見を話す。切ない答えを返す太助に花織は、「私だったらそんな風に思わせないのに」と思うのだった。
一方シャオは、自分の気持ちが少しわからないでいた。でも、守護月天は元気じゃないといけないと、明るく振る舞い、太助を迎えに行くことにする。さらに途中から完全に無視されていたルーアンは、一人淋しくフテ寝するのであった(笑)。
登場キャラ ル・花・那(声の出演)・離・軒
名セリフ
- 第23話 絶対に結ばれないのではないかと言う花織に対する太助のセリフ
「わかってるよ。…そんなの言われなくてもわかってる。ずっと一緒にいられるわけじゃないってこともちゃんと知ってる。それでも好きなんだから仕方ないだろ」
太助の切ない気持ちが伝わってくるこのセリフ。この後の独白でも、その気持ちが正しいものなのか自問自答する太助。やっぱり守護月天を呼び出せるだけの人間だなあと改めて思いました。
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