第11話 初詣でで急接近!?
あらすじ
- 新年を迎えた七梨家。早速初詣でに行こうとする3人だったが、ルーアンがお雑煮の食べすぎで倒れてしまう。二人で初詣でに行ってきたらいいというルーアンに、内心ラッキーと思った太助。ルーアンにお土産を頼まれてシャオと太助は初詣でに向かうことにした。
着いた先は八崎神宮。新年早々出雲に会うことを避けるためにわざわざ遠くの神社まで来たのだ。早速お参りをする二人。シャオとの仲が進展するように願っていた太助は、「できれば『キス(はぁと)』なんてできちゃったらいいなーなんて」という言葉につい「そうだな、できればキスぐらいは…」と答えてしまう。
ふと気づくと隣に翔子がいたのだ。思わずのけぞる太助。また何かされると思っていた太助だったが、あっさり引き下がられたのでちょっと拍子抜けになっていた。しかしもちろん、そのまま翔子が引き下がるわけはなかった。シャオに借りがある翔子は、その借りをシャオと太助の仲を進展させることで返そうとする。そこで翔子はある作戦を立てる。その名も「ロープで足ひっかけたらよろっとくるから七梨めしっかり支えろよ作戦」。←長いしそのままですね。
晴れ着を着ており足元がおぼつかないシャオの足をひっかけて太助に受け止めさせようという作戦だったが、支えきれずに二人一緒に倒れてしまう。太助に聞かれ、大丈夫だと答えるシャオだったが、顔がそうではないといっていた。とりあえず太助はシップを探しに行くことに。
そのすきに出てきた翔子は、シャオに何をお願いしたのか聞く。シャオは実は何も願っていなかったのだ。自分は守護月天なので自分自身が何かを願ったりしてはいけないと思ったのだ。そういうシャオに翔子は「シャオだって女の子なんだから神様に願い事したっていいし、誰かに何かをしてほしいって思っていいんだよ」と言う。太助が戻ってくることがわかった翔子は、もう一度シャオに入れ知恵をして、その場を離れる。
シップを貼ってもらった後シャオは翔子に言われたとおり太助の目の前で目を閉じる。前にもこんなことがあったと思った太助だったが、こんなチャンスは二度とないと思い、キスしようとする。しかし、自分がこれから何をするのかをシャオがまったく理解していないと知った太助は、シャオが今自分が何をしようとするのかを知った上でそうしてくれればうれしいとシャオに告げ、足をくじいたシャオをおぶって帰ろうとする。そんなことさせるわけにはいかないと軒轅を呼ぼうとするシャオだったが、翔子の言葉を思い出し、太助の言葉に甘えることにする。
一方ルーアンは、二人の様子が気になるのだが、お腹の調子が悪いためトイレとベッドの往復が続いていたのだった。
家に戻ってきた太助たちだったが、ルーアンに頼まれたものを買ってないことに気づき、今年は幸先がいいと思いながらそのまま戻ることにしたのだった。
登場キャラ ル・翔
名セリフ
- 太助におぶられて帰るときにシャオが言った願い事
「神様お願いします、どうか…太助様とずっと一緒にいられますように」
シャオが初めて自分から願ったのがこれ。シャオの素直な気持ちが現れているいいセリフです。他にもこの話には上の翔子のセリフや、キスを思いとどまったときの太助のセリフなど、名セリフが多かったです。
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