番外編その二 ルーアンと離珠のお花見…!?

あらすじ

 春。近くの山にお花見に出かける一行。そこで食べるものといえば、もちろん花見だんご。出雲の母特製のそれは、とてもおいしく、非常に人気があり、あっという間に残り1本になってしまった。誰か食べてしまってくださいという出雲に対し、手を伸ばそうとした人物が約二名。ルーアンと離珠だ。
 離珠は、(離珠のおだんごに手を出すと出雲しゃんのお母さんが許さないでしよ!)と意味不明(笑)のことを言い、ルーアンは、「このごみチビがぁ、あたしのだんごに…」と応戦し、だんごに陽天心をかけてしまう。
 陽天心だんごに対し、色仕掛けで迫るルーアンだったが、だんごは一目散に逃げ出してしまう。怒って追いかけるルーアンと、そのルーアンに乗って追いかける離珠(笑)。と、だんごが乎一郎の近くを通過しようとしていた。すかさずルーアンは捕まえるように頼む。このままではルーアンにだんごが渡ってしまうと考えた離珠は、自分の体ほどもある大きな石を、「火事場のバカ力」(そのおだんごは離珠のもんでしぢから、と読みます(笑)を発動させ、その場のピンチをしのぐ。
 その後二人ともがんばってだんごを捜すがなかなか見つからない。と、バドミントンをしているたかしと花織をよく見ると…なんと羽の代わりにだんごが。慌てて注意する二人だったが、たかしと花織は、「俺を使ってくれ」とだんごに言われたという。これで切れたルーアンは、陽天心を解いてしまう。早い者勝ちだとばかりに飛びつくルーアンだったが、散々山を駆けずり回っていただんごはすっかり汚れてしまっていた。
 しかしルーアンはあとで洗って食べるらしい(笑)。

登場キャラ ル・キ・た・乎・翔・花・出・離


コメント

 ページ数は少ないのですが、あらすじは結構な長さに。ホントにあらすじにすると2、3行で終わっちゃうので(笑)。ルーアンと離珠ばかりに注目が集まりますが、その他のキャラもよく見るといろいろやってますよ。桜の木を小さくしてるキリュウとか。
 新装版しか持ってない人にはわからないかもしれませんが、原作の単行本は、カバー裏まで結構面白かったりするので、興味のある方は一度見てみてください。


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