第41・42話 試練を越えて(前編)(後編)
あらすじ
- 万難地天の試練を受けて立つといった太助は後悔していた。試練のたびに壊れる家の修理に追われていたからだ。正直言ってくじけそうになっていた太助。その夜、シャオとキリュウの会話で、キリュウが太助に嫌われ始めていると思っていると聞いた太助は、ある決心をする。
翌朝。太助はシャオとルーアンに先に行って待っているように言う。家を出た太助をキリュウの試練が容赦なく襲う。実は、メモに自分を学校に行かせないようにしろと書いておいたのだ。その意味を問うキリュウに対して、太助は学校に着いてから教えると言う。日没直前、かろうじて学校にたどりついた太助。キリュウは早速、あの紙を渡した理由を聞く。その答えを聞いたキリュウは心底嬉しそうな顔をするのだった。
それによりやりがいを感じたキリュウはさらにやる気を出すことにしたのだった。その横には少し不安げな表情の太助がいた(笑)。
登場キャラ ル・キ・た・軒
名セリフ
- 第42話 キリュウに紙を渡した理由を聞かれたときの太助のセリフ
「自分で望まなきゃ試練にならないと思ったんだ。そうでなきゃ与えられたつらいことに耐えてるだけで越えられないだろ。もったいないじゃん、せっかく成長できるチャンスなのに。いやいや受けてるよりは試練とだって仲良くした方が効果あると思わないか?」
ここのところ太助のセリフは、かっこいいのが多いですね。でも僕にとって重要なのは、このセリフを聞いた後のキリュウの表情ですが(笑)。
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