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 ●  9/25(日) 『第6回慈愛杯(トーナメント3回戦)
   対 尼西ユニオンズ
D級 明城小学校G 15:00
チーム名
尼西ユニオンズ(尼崎)
×
投手  :城下(誠) − 宮坂(郁)●(宮坂(郁) 5勝3敗)
打者数 :16(城下(誠):12(3回) 宮坂(郁):4(1回))
被安打 :3(城下(誠):2 宮坂(郁):1)
与四死球:1(城下(誠))
奪三振 :2(宮坂(郁))
チーム失策数:1
安打数 :3(三塁打:西元(瑞) 二塁打:平野(稀) 単打:平野(稀)
犠打  :0
盗塁  :4(西川A・宮坂(郁)・中下浦(良))
残塁  :2
試合前に子供たちが聞いた、相手選手の会話。
「オレら今まで負けたことないのに、今日負けたらショックやな」
むむ、相手も今まで負けなし? こりゃ手強そうです。
・・・・・・・
先攻はファイターズ。
これまで対戦してきたチームの投手は3年生クラスではほぼ当たり前とも言える
山なりの投球が多かったのですが、今日の相手Pは制球も良くそれなりの投球。
四球は期待できなさそうです。
1回表、あっさり三者凡退。簡単に点をくれそうにはありません。
1回裏、Fの先発Pは城下。しかしこちらも三者凡退で上々の立ち上がり。
2回表、またも三者凡退に仕留められる。
このクラスで投手戦か??
しかし2回裏、2死まで簡単に取ったあと、6番に四球を与える。
この走者を盗塁で三塁まで進めたあと、7番打者にショート後方へポトリと
落とされるタイムリーヒットを放たれ先制を許します。
この日、いつもの遊撃手・中下浦(良)が体調不良のため、中堅手・西原を
急場しのぎにコンバートしたのですが、やはり日頃練習していないポジション
だけに、捕球するには至りませんでした...まぁ、仕方ない。
1点を追う展開の3回表、この回先頭の西川は右前安打。そして二盗、三盗。
8番澤崎は倒れたものの、この日中下浦の代役で9番に入った1年生・平野。
実は試合前に左足の筋を傷めてしまい、足を引きずっていたのですが、ここは
渾身のスイングでレフトの左側を抜けていく長打!
これで西川が生還、同点。平野も痛い足で一生懸命走るのですが、やはり無理が
あったのか、三塁で惜しくもタッチアウト。
1年生の頑張りに応えてやれ、3年生!
ところが3回裏、ここも2死まで簡単に取ったのですが、2番打者にセンター
オーバージャストミート!
(グローブに当たってるで竹田君。捕れんかったか??)
本塁打となり、またも1点ビハインドに。
4回表、今度はFの番。この回先頭の西元がレフトの頭を越えていく三塁打。
本当によく当たっていますね、みずき君。
しかし、3番・城下は力みすぎて初球を打ち上げ内野フライ。
4番・宮坂もなんとなく外されたように四球。二盗で1死二・三塁。
5番・西原は空振り三振、しかしボールがワンバウンドついていたため、一塁へ
GO!キャッチャーから一塁へ送球される間に、三塁走者・西元が還り、再び
同点とします。なおも2死三塁。バッターは当たれば大きい竹田。
しかしここはまるでバットにボールが当たらず、三球三振。
どうしてもリードを奪えません。
4回裏は宮坂にP交代。
代わり端、いきなりこの回先頭の4番打者に右中間をバコーン!と破られ、
エンタイトル2ベース。ホントに3年生とは思えないものすごい当たりでした。
そして、次の5番打者の時に三盗。これを刺すべく捕手・城下から三塁手・西川
への送球は中途半端なワンバウンド、これをまた西川が簡単に後ろへ逸らす。
当然、この走者が還り、また勝ち越しを許してしまいました。
続く3者は三振2つを含めて完全に討ち取っていただけに、なんとも悔しい
点を与えてしまいました。
最終回、5回表。少なくとも同点に追いつかないと負けてしまう...!
1死後、澤崎が粘って粘って、ついに振り逃げで出塁。
この粘りは本当に素晴らしかったで、康平君!
是が非でも1点欲しい展開、体調不良ながらもベンチで待機していた中下浦を
代走に送り、まずは期待に応え、快足を飛ばして二塁へ盗塁。
さっきデカイのを放った1年生・平野の打席に期待!
...と思ったその瞬間、不用意なリードを取った中下浦、牽制タッチアウト!
これは痛い!このあと、平野が内野安打を放ったあとだけに、余計に痛い。
しかしまだ、2死一塁。
1番に還って井上の打席でしたが、初球をまた打ち上げてしまい、これを相手P
が飛び込んで執念のキャッチ!ゲームセット!!
...この瞬間、この子達に初めての公式戦の負けがついてしまいました。
・・・・・・・
負けたのは悔しいですが、非常にクオリティの高いナイスゲームでした。
とはいえやはり、井上・城下の打撃不振と、走者がいる場面でのエラー、そして
日頃はBの試合にあまり出ることのないメンバーに限って、あっさりと三振して
しまうこと、この3つが非常に気がかりです。
今日の試合、それが妙にくっきり浮かび上がってきたように思います。
野球の神様が「それを直さない限り、もう勝たせてあげないよ」とでも言って
いるかのように...
特に、西原君・竹田君、君たちにはあともう一伸びを期待してるんやで!
澤崎君のような驚異的な粘りを見習ってほしい。
これは城下君、井上君にも言えること。なんでいっつもあっさり終わるんや?
もっともっと粘って粘って、相手Pに嫌がられるような攻撃姿勢を見せてくれ!
そして何より1年生・平野君に、この試合に限っては負けてるで、みんな。
その平野君の頑張りに報いることができず、本当に残念でした。
初めての負けで泣いている子もたくさんいたけど...
「もう負けるのはイヤや!」と思うなら練習するしかないで。
秋の一庫も始まるし、また最初から仕切り直しやね。
−−−−−−−
試合前に筋を傷めていた平野君、病院の診断で数週間は運動せずに静養しなさい
と言われてしまったそうです。
ゴメンな、いっぱい走らせてしまって...
(コメント:HP管理人)

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