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 ●  5/22(日) 『第26回大阪市長杯(東淀川大会)(トーナメント1回戦)
   対 山本クラブ
B級 文化スポーツ総合センター広場A2 15:40
チーム名
山本クラブ(八尾)
×
投手  :西元(大)● − 平野(聖)(西元(大) 1敗)
打者数 :32(西元(大):26(5回) 平野(聖):6(1回))
被安打 :6(西元(大):5 平野(聖):1)
与四死球:6(西元(大):5 平野(聖):1)
奪三振 :4(西元(大):3 平野(聖):1)
チーム失策数:4
安打数 :1(二塁打:宮坂(郁))
犠打  :0
盗塁  :2(平野・城下(誠))
残塁  :1
春の公式戦もいよいよこの大会を残すのみ。
とにかく「B級らしい試合」を願っていましたが、朝から豊能町は雨が降り、
満足な事前練習もできないまま、試合に臨みました。
それにしても、今年の公式戦始まって以来、先攻後攻のジャンケンはず〜っと
負け続け。こんなところにもチーム状態が...
1回表、Fの攻撃。三振・三振・左飛であっさり三者凡退。
毎度毎度の粘りのない初回攻撃、こないだの試合とまるっきり一緒やんけ。
そのウラ、今日の先発P・軟投派の西元(大)の前に、一飛・二ゴロで簡単に
二死を取るも、早くもここでまた三塁・飯島が一塁悪送球、さらに木下が後逸。
またかいな、この光景。この展開も、こないだの試合と同じ。
(そして今日も二塁手・井上がナイスカバー!)
続く2打者に連続四球であっという間に二死満塁、いきなりの大ピンチ。
崩れるの早過ぎるぞ。もっと踏ん張らんかい、ピッチャー!
6番打者は痛烈な当たりの二ゴロ、しかし二塁手・井上が後ろへ大きく弾く!
ああ〜...と思った瞬間、3年生の右翼手・中下浦(良)が猛然とダッシュし、
この打球を捌いて一塁送球、間一髪アウト! ナイスカバー!
5年生が招いたピンチを3年生が断ち切り、仕切り直しで2回表へ。
しかし、4番から始まるFの攻撃もあっさり三者凡退。とほほ...
2回ウラ、先頭打者にいきなり四球を与える。
制球が持ち味の西元(大)なのに、2イニングス目で早くも3個目の与四球。
そして、1死三塁から内野ゴロの間に1点献上。
3回表、Fの攻撃はまた三者凡退。どんどん相手のペースに...
そのウラ、また三ゴロ悪送球と、その走者の三盗時の捕球ミスの2エラーで
1点献上。まるで自作自演。
その後、四球出塁の走者を二塁に置いて、相手5番打者の痛烈な二直、しかし
これを井上が今度は慌てずしっかりキャッチし、そのまま二塁を踏んでゲッツー!
また3年生がピンチを断ち切りました。
4回表、先頭打者の3年生・城下(誠)が四球を選んで初の出塁。
二盗、そして暴投の間の三進で無死三塁。初めての得点チャンス!
続く打者は、これまた3年生・宮坂(郁)。
カウント2−1から振り抜いた打球は右翼手の前に落ちるヒット。
これがラッキーバウンドで右翼手の頭を越えて、ツーベースに。
その間、城下(誠)が還り、1点を返しました。
さらに暴投で三進した宮坂(郁)を置き、なおも無死三塁で同点のチャンス!
し・か・し...続く飯島・平野・西元(大)の5年生トリオが三振・投飛・遊ゴロ
と、ことごとく凡打でこのチャンスを潰してしまいました。
せめて、転がせんか...?
4回ウラ、1死から左越二塁打を浴びるものの、あとはすべて三ゴロ。
この回は飯島が落ち着いてすべて捌いていました。できるやんか!
しかし、その後のFの攻撃は5回・三者凡退、6回・二死から宮坂(郁)が死球で
出塁するも後が続かず。
翻って相手は5回ウラ、先頭打者にいきなり左中間を深々と破られ、また1点。
さらに、3番打者に今度は右中間を破る三塁打。二死後、5番打者に今度は
ショートとセンターの間に落ちるポテンヒット、これで2点目。
四球の後、完全に振り遅れながら鋭い打球があらかじめ左に寄っていたライトの
右を抜け、3点目。これで勝負がついた感じでしたが、とどめは6回、四球で
出塁した走者をまたしても三ゴロエラーで生還させてしまい、Fのベンチには
言いようのない脱力感が充満してしまいました。
7回表も平野が左飛落球で出塁するも盗塁失敗で結局3人で終了...
こうして、春の外部の大会ではついに1勝もできずに終わってしまいました。
名だたる強豪を相手にして、3年生も交えたメンバー構成で、スコア的に見れば
健闘したという見方もできるのですが、その内容たるや
「5年生がピンチを招き、3年生が後を絶つ」
「3年生がチャンスを作り、5年生が潰す」
と、今日の試合は完全に学年間が逆転してしまっていました。
付け加えて、扇の要とも言える捕手もまた3年生の城下(誠)。
大丈夫かなぁ...との心配をよそに、ショートバウンドの投球もしっかり体で
止めるし、二塁へはノーバウンドの素晴らしい送球もでき、捕邪飛もダイビング
キャッチを試みるなど、3年生とは思えない軽快な動きで、しっかりと声も出て
守りにいいリズムをくれていました。
見方を変えれば『3年生が居なかったら、もっとボロ負け』だった試合。
普通ありえへんやろ、そんなん。
毎回毎回同じセリフ吐きつづけて飽きてきたけど...もう一回言うで!
「5,4年生で積極的に引っ張って行ってくれ!」
・・・・・・
本当に、このチームの5年生も4年生も大人しい。試合になれば、特に。
この子らは「勝つ」悦びを多分まだ知らないのです。
だから必死に「勝ちたい」と思うことができない。
この子らに「勝つ」悦びを味あわせてやりたい。
「勝てばそれでいい」「勝ち負けが全て」と考えているわけではありません。
チーム全員が共有するひとつの目標に向かって、その目標を成し遂げたときの
達成感、そして自然に湧いて出てくる「また次もがんばろう!」というヤル気、
そういう思いに浸ることの気持ち良さ、そういうものを味あわせてあげたい...
と思っています。
その思いを胸に秘め、また来週から子ども達と一緒に、日焼けで真っ黒になり
ながら、汗まみれ、泥まみれで頑張っていこうと思います。
保護者の皆様、小雨がぱらつくうっとうしい空模様にも関わらず、たくさん応援に
来てくださり、本当にありがとうございました。
次こそ、悲願の1勝を!
子ども達には引き続き応援よろしくお願いします!
(コメント:HP管理人)

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