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 ●  7/17(日) 『第27回池田市議会議長杯(トーナメント2回戦)
   対 清和台少年野球クラブ          ※2回戦から 
B級 猪名川運動公園 12:30
チーム名
清和台少年野球クラブ(川西)
3x
投手  :平野(聖)●(平野(聖) 1勝5敗)
打者数 :21
被安打 :5
与四死球:5
奪三振 :3
チーム失策数:1
安打数 :5(二塁打:平野(聖) 単打:木下A・西元(大)・石光)
犠打  :0
盗塁  :6(平野(聖)B・西元(瑞)・木下・城下(誠))
残塁  :2
夏休み前の前半戦、とうとう最後の大会となってしまいました。
対戦相手は昨年秋の一庫大会や今年早々の練習試合で縁深い清和台さんです。
・・・・・・・
先攻はF。初回、四球で出塁した城下(誠)を1死三塁に置き、3番・飯島が
ライト前へきれいに跳ね返し、まずは1点先制。
ライトゴロにはなってしまいましたが、鋭い当たりでナイスバッティングでした。
4番・平野は大きな当たりでしたが、運悪く外野の植え込みに打球が入り、
エンタイトル・ツーベースに。まだチャンスは続きます。
しかし5番・西元はうまく右方向へおっつけたものの、ちょっと上がりすぎて
右飛に倒れる。惜しい当たりでした。
そのウラ、先発Pは今日も平野(聖)。
このところ制球の定まらない不本意な投球が続き、周囲を心配させてましたが、
先頭打者・三振、2番打者には四球を与えるも、3番・4番は内野ゴロに仕留め
久しぶりに上々の立ち上がりとなりました。
2回表、この回も先頭打者の6番・木下が右前安打で出塁、二盗で得点チャンス。
そして7番・中下浦(佑)、8番・石光の叩きつけるバッティングでこれを確実に
ものにし、早くも2点のリード。ええ感じや!
2回ウラ、2者連続の四球。7番・送りバントで1死二・三塁。
しかし8番打者はスリーバントスクイズ失敗で2死。やれやれ...と安心した
矢先、9番打者のとき、なんとワイルドピッチで1点を返されてしまう。
勿体無い...ここはもう少し辛抱して、踏ん張ってほしかったぞ!
結局9番は四球、ピンチが続きましたが、1番打者は二ゴロに抑え、1点で後続
を絶つことができました。取られたら取り返せ! 
3回表は1番・城下(誠)からの好打順で、この回も四球出塁。
しかし、城下は盗塁失敗、2番・田中、3番・飯島も当たりは良かったものの
相手Pの正面を突いてしまい、結局3人で攻撃終了。
そのウラ、先頭・2番打者を投ゴロ。よしよし、落ち着いて一塁送球...
が、これがあろうことか大きく逸れてしまい、出塁を許す。これまた勿体無い...
盗塁、ワイルドピッチで三進後、3番打者・遊ゴロの間に生還、これで同点。
かえすがえすも2番打者の投ゴロ悪送球が悔やまれる...
そして、4番打者には右中間への二塁打を打たれ、5番打者の二ゴロの間に三進。
くどいようですが、勝負事に「たら」「れば」は禁物とはいえ、先頭打者を抑えて
いたら、ここで終わりで0点だったのに...
続く6番打者にも中前安打を打たれ、ついに逆転を許す。
いつもなら、もうここで意気消沈してしまい、あとは一方的に相手ペースに
陥ってしまうのが今までのFのパターンでしたが、ここからが今日はちょっと
違っていました。
4回表、4番・平野から四球と2つの内野安打で無死満塁。
7番・中下浦(佑)も良く選んで、押し出し四球。まず同点。
8番・石光、横っ飛びの遊撃手の左を抜く強烈な当たりの中前打で再逆転。
9番・西川の当たりは二ゴロ。4−2−3のゲッツーとなってしまいましたが、
その間、二塁走者の中下浦(佑)が好判断で本塁突入、セーフ!!
5−3となり、「やっと今日こそ公式戦1勝目や!」と選手・スタッフ、応援の
お母さん方も確信したのですが...ここから「野球の怖さ」を思い知らされる
展開が待っていました。
時間的にもこれを抑えれば「初勝利」となる4回ウラ、先頭・8番打者は三ゴロ。
しかし、これまた送球が逸れ、出塁を許してしまう。(記録は内野安打)
二盗後、9番打者には三塁後方へポトンと落とされ、これを3年生左翼手・西川が
ジャックル、ジャックルでお手玉状態。
これを見逃さなかった相手二塁走者が果敢に本塁へ加速、1点を返される。
その間、打者走者も二塁へ進み、同点の走者が得点圏に。ヤバイ!
しかしこれで守勢に入ってしまったのか、プレッシャーとなってしまったのか、
P平野の制球がまったく定まらなくなり、続く1番打者に四球、2番打者は一塁
方向へバント。これの処理が遅れ、内野安打となってしまい、無死満塁。
いよいよ後がなくなってしまいました。
そして3番打者のとき、痛恨のワイルドピッチ気味のパスボールでついに同点。
あ〜...
3番打者は三ゴロ、これは本塁でタッチアウト。しかしまだ1死一・三塁。
まだあきらめるな!
しかし、4番打者の2球目、またもワイルドピッチ!
捕手・城下(誠)が懸命にとびつくも届かず、三塁走者がホーム突入、セーフ!
...こうして、そこまで手が届きかけていた「公式戦・初勝利」もこぼれる
ように逃げて行ってしまいました。
・・・・・・・
子ども達は一生懸命戦ったと思います。
先日の試合とうってかわって、試合後、特にバッテリーの2人がしゃくりあげて
泣いていました。
いつものパターンの展開に落ち着かず、再逆転するなど最後まであきらめずに
食いつく姿勢を見せているうちは良かったのですが、守勢に回った途端に
プレッシャーに負けてしまっていたように思います。
本当に惜しむらくは、3回ウラの先頭打者・投ゴロ悪送球と4回ウラの先頭打者・
三ゴロ悪送球でした。
このようななんでもない打球は必ず当たり前に処理する...
これができていなかったことが、今日の試合の流れを変えてしまったと言っても
過言ではないでしょう。
それと、やはりP平野の制球にはこの夏でもっと磨きをかける必要がありますね。
もうあと半年ほどでいよいよ最上級生になるわけですから、もっと自覚を持って
安定したピッチングを披露できるよう、努力してほしい。
野手のなかには、残念ながら、バッテリー2人が流した涙の意味を正しく理解して
いない子もいたように思います。
単に「負けて悔しい」だけで泣いてるわけではないということを、もっと知って
もらいたい。野球は一人でやるスポーツじゃないんやから...
(コメント:HP管理人)

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