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 ● 11/20(日) 『第10回大阪知事杯争奪ジュニア大会(トーナメント1回戦)
   対 井高野シーレックス
B級 矢田第2G 15:10
チーム名
井高野シーレックス(東淀川)
12
投手  :平野(聖)●(平野(聖) 1勝9敗)
打者数 :33
被安打 :10
与四死球:3
奪三振 :1
チーム失策数:4
安打数 :2(単打:平野(聖)・木下)
犠打  :1(飯島)
盗塁  :6(西元(大)C・井上A)
残塁  :3
これまでの公式戦でついに1勝もできないまま迎えた今年度B級最後の大会。
よりによって最後の大会で、「これまで対戦したなかで一番強いのでは?」と
思わす、強豪・井高野シーレックスさんが対戦相手でした。
もはやこの期に及んでは勝ち負けは抜きにして、練習してきたとおりのことを
一生懸命実践してくれることに期待しましたが...
見てのとおりの惨敗。
しかも毎回得点を与え、2回・4回・5回はすべて2死からの失点。
特に2回と5回は3アウト目の失策(いずれも三ゴロから一塁への悪送球)で、
これが無ければ無失点のはずでした。
3回の4点も三塁トンネルから始まり、ワイルドピッチやランダンプレーでの
お粗末な送球エラーがなければ、やらずに済んだ点。
まともに送球もできずに走られ放題のキャッチャー、緩慢な動きのセンター、
ビビリまくりのサード、ストライクを平然と見逃し明らかなボール球に手を出し
三振するバッター、投球モーションに入る前に無茶な盗塁を仕掛けわざわざ
「アウトになりに行く走塁」をするランナー...
4月頃と何も変わっちゃいない。8ヶ月間、何も成長なし??
いつもよりP平野が四球が少なめだった以外、まったく褒めるところなし。
1年間の一番最後に、一番みっともない試合をしてしまいました。
試合経過は省略。
・・・・・・・
これまでの公式戦では「あと一歩及ばず」という試合もいくつかあり、その都度
「この部分は次からこうしよう」
「この部分はもう少し練習しよう」
「こうすれば次こそ勝てるで!」
などと励まして、少しずつ課題をクリアしてきたつもりでしたが、この試合で
それらのすべてが一瞬にしてリセットされてしまったような衝撃を受けました。
「今までいったい何を練習してきたん?」と問いただしたくなるほどの内容の
無さを感じさせられ、公式戦13連敗という最悪の結果が事実として残りました。
(D級時代から通算すると、引き分け1つ挟んで17連敗、やはり0勝)

残酷なことを言うようですが、今の5,4年生諸君が来年A級に昇格しても、
今の意識のまま公式戦に臨めば、また今年同様1勝もできずに終わるでしょう。
特に4年生...「勝ちたい!」という思いが全然伝わってこない。
いつまでも打球を怖がってビクビクしたり、1点を取るためにはどうすれば
良いのかを全然覚えようとしなかったり...
「勝つ」ことがすべて、とまでは決して言わない。
でも野球だって「勝つか負けるか」を競う「スポーツ」の一つなんやから、
やっぱり勝たないと面白くないで??
勝ってこそ面白さも味わえるし、「次も勝つぞ!がんばろう!」という思いが
自然と沸いて出て、次の目標に向かって一生懸命になることができる。
勝つためには「もっと上手くなりたい!」「上手くなって試合に勝ちたい!」
という「がんばる心」「強い向上心」を君たち一人ずつが持たないと絶対ダメ!
努力もせずに、自然に上手くなれるわけがない。
それはサッカーでもバスケでも同じはず。勉強だって一緒やろ? 
何もしないのに、勉強デキるやつなんておらんやろ?!
今の気持ちのままでは、また来年1年間負けっ放しが続くことになるよ。
負けてばっかりだと、楽しさや面白さなんて分かるはずがないやん?

5年生4人は皆「勝ちたい!」と思っているのかも知れないけど...
A級にもなると精神力だけではどうしようもない部分がある。
やっぱり技術向上が求められてくる。隠れた努力も必要やねん!
毎試合、同じことばっかり程度の低いことで注意されんといてくれ。
「壁」があるなら、さっさと乗り越えてくれ。
いつまでも跳ね返されてばっかりいるなよ。跳ね返されてくじけるな。
「壁」の向こう側にあるキレイな景色は、自分で乗り越えないと、絶対に永遠に
見ることはできないんやで。

でも、もしも...「もしも」やで?

野球は好き、野球の練習をするのは楽しい、でも色々と注意されたり叱られる
のはイヤ、何も言われないほうが野球をのびのび楽しめるというのだったら、
いっそのこと、週1回程度楽しく練習するだけにして、たま〜に試合がしたく
なったら、紅白戦や練習試合をするだけでええんとちゃう?
勝ち負け関係なく楽しく試合がしたいだけなら、それで十分やと思うで。

公式戦というのは対外試合。
自分たちの日頃の練習の成果を試す真剣勝負の場。
だからこそ、1つでも上のステージを目指せるように、監督・コーチも厳しく
注意したり叱ったりするんや。
「別にそこまでして上手くなりたいとは思ってない」と考えてるなら、もはや
公式戦に出る意味なんてない。
「上手くなりたい」「勝ちたい」という気持ちがないなら、日頃の成果を試す
必要もないのだから、真剣勝負である公式戦なんてやる意味がない。
中途半端な気持ちで公式戦に出たところで、コテンパンにやられるのがオチ、
毎度毎度イヤな気分になるだけで、楽しくなれるはずもない。
あげくのはてに、公式戦のたびに「あ〜あ、今日も公式戦か...」なんて、
ゆううつな気分になるだけのこと。
参加費を支払ってまで、イヤな思いばっかりする必要なんて全然ない。

楽しい試合がしたいだけなら、仲間内で紅白戦だけしてたらええんや。
たとえヘタなプレーをしても、監督やコーチはいちいち注意もしないし、
叱ったりもしないと思う。失敗しても、ニコニコ笑ってるだけ。
その代わり「上手にしてあげよう」とも思わんやろね。
色々と注意されたり叱られることで「やらされてる」と負担に感じるのなら、
そのほうが良いかも知れないけどね。

でも、本当にそんなんで良いと思う?
せっかくファイターズに仲間入りして、毎週そんな程度の活動で満足する?
勝ち進んで喜んでる6年生や3年生を見て何も思わんか?
「うらやましいなぁ、ええなぁ」だけでは何も変わらんよ。
君らが変わらんと。
あいつらは優勝したときの気持ち良さを知ってるから、がんばってるんや。
それに気が付いてくれ。
そして、5,4年生諸君はこれからどうして行きたいか、もう一度、みんなで
考えてみてくれ。
監督やコーチは君たちの思いを尊重するけど...
(コメント:HP管理人)

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