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 ○  1/ 9(祝) 『第29回朝日新聞社杯決 勝
   対 富田ブレーブス
A級 万博少年野球場 13:15
チーム名
富田ブレーブス(高槻)
優勝
投手  :木村○(木村 22勝8敗)
打者数 :29
被安打 :3
与四死球:2
奪三振 :4
チーム失策数:3
安打数 :11本塁打:木村A(ソロ・2R)
        単打:城下(昇)B・佐治A・小島A・森・山本)
犠打  :1(宮坂(知))
盗塁  :2(佐治・宮坂(知))
残塁  :3
引き締まった試合で、しかも鮮やかな逆転勝ちで勝ち上がった相手チーム。
かたや我々はドタバタした試合で、何とか勝ち残っての決勝戦。
やる前からムードは暗く、ちょっとやばい空気。
頼みは、休養十分の左腕エースP木村のピッチング!!
・・・・・・・
1回表:
 最後まで先攻・・か。まぁ先取点を取れってことやな! 行け!!
 しかし連投の相手左腕エースに内野ゴロ3個の三者凡退とイヤな滑り出し。
1回裏:
 満を持して背番号1番の左腕木村の登板。頼むで!!
 1塁ゴロ、投飛、遊ゴロと、期待どおりのピッチングで最高の滑り出し。
2回表:
 4番木村に柵越えHRが飛び出し1点先制!!やっと柵越えが出た!!
 続く5番城下も左前安打で続く。
 8番小島は強烈なセンターライナーで存在感を示すがアウト。
 しかしその後の敵失などで城下が生還して、この回2点先取。
2回裏:
 4番を投ゴロ。5番に中前打で一死1塁。しかし後続を断ち、無失点。 
3回表:
 一死から2番佐治が四球出塁、盗塁。森が中前打で続き一死1.3塁。
 続く木村の中前に抜けそうな当たりは森の盗塁と重なり、2塁ベースに寄った
 2塁手にタイミング良く捌かれ、4−6−3のアンラッキーなダブルプレー。
3回裏:
 8番からを内野ゴロ3個に仕留め三者凡退。P木村、良い感じ。
4回表:
 先頭5番城下、左外野フェンス直撃の大飛球。しかし当たり良すぎて単打。
 続く6番小島も右前安打で続き無死1,2塁とチャンス。
 しかし7番松田の送りバントは投手正面で3塁封殺と失敗。
 続く宮坂は辛うじて決めて二死2,3塁。
 しかし9番山本は三振とチャンスをものに出来ず、追加点ならず・・。
4回裏:
 2番のライト前は右翼大川が軽快にさばき1塁アウト。
 3番には左前安打を打たれ一死1塁。
 しかし4番を補邪飛、5番を空振三振と踏ん張る、P木村。
5回表:
 大川が2塁へ高いバウンド、内野安打かと思ったが判定はアウトで一死。
 2番佐治が3塁後方へのポテンヒットで出塁。
 3番森はエンドラン時に3塁飛、走者佐治は必死に戻り辛うじてセーフ。
 何やってんねん!!二死1塁。
 ここで4番木村が今日2本目の右翼へ柵越えのHRを放ち、待望の追加点。
 その後も、5番城下に中前打、6番小島は三塁内野安打と連打したが、7番
 松田が倒れて2点のみ。
5回裏:
 一死から何でもない二ゴロを山本の緩慢な動きがイレギュラーを呼び(失策)
 一死1塁。盗塁。
 続いて8番の振り逃げを捕手小島の悪送球で生かし、一死1,3塁。
 ドタバタが始まった!?
 続く9番は高いバウンドの1塁ゴロでこの間に1失点。なおも二死1,2塁。
 続く1番の遊ゴロは今度は遊撃佐治が1塁へ悪送球で2点目を失う。
 どこまでミスが続くねん!!活気づく相手チーム。
 しかし、2番の3塁ゴロは森がしっかりとさばき3アウト。
 ホッと胸を撫で下ろす。
6回表:
 さっきの失策の名誉挽回か、9番山本が中前打、2番佐治も左前安打を放つ。
 二死1,3塁となり、牽制からの1塁走者・佐治へのランダウンプレーの間に
 3塁走者・山本が本塁へ還り、貴重な追加点。
6回裏:
 3点差となり幾分気も楽になった。でも気持ち緩めるなよ!!
 P木村、3番を1塁ゴロ。4番、5番を連続空振三振と完璧なピッチング。
7回表:
 3番森は遊飛で一死。
 一発狙いの4番木村はクルッと回って空振り三振で二死。
 4安打目を狙う5番城下は左翼線からほんの少し外れる大ファールで沸かせる
 が結局補邪飛で3アウトチェンジ。リラックスして、最後の守備に散る。
 それにしても、試合前は打てそうな感じがしなかった相手左腕投手から、
 結局、11安打と打線爆発。もうビックリとしか言いようがない。
 不思議やわ〜。 
7回裏:
 3点差もあり、調子も悪くないP木村を安心して送り出すが・・・。
 一死から7番に死球、8番には四球を与え、一死1,2塁。急に乱れ出す。
 緊張か!頑張れ!!応援団から悲痛な叫び。
 9番は辛うじて2−3から空振三振にとり二死。
 両チームから精一杯の声援が続く。(負けるなよ!!)
 続く1番の打球は高く弾むバウンンドで遊撃への内野安打となり二死満塁。
 (本塁打が出れば「サヨナラ逆転満塁ホームラン」やで・・・。)
 心臓が止まりそう。さらに活気づく相手ベンチと応援団。こっちは顔面蒼白。
 マウンドに集まる子供達。
 『こんな場面は、何度も超えてきたやろ!!』思わず叫ぶ。
 一息入れ、続く2番に目一杯投げ込む、P木村。
 ファール、ファールで2ストライクと追い込む。
 渾身の3球目は1塁ファールグランドに打ち上がり、これを主将の城下が
 ガッチリ捕球し、試合終了。
 (最高の瞬間やのに、声が出ない・・・。)
・・・・・・・
すごい。本当にすごい子供たちです。
ゲームセットの瞬間、涙をこらえるのに必死でした。
卒団していった先輩の誰もが勝ちたかった朝日新聞社優勝旗争奪北大阪大会。
ファイターズの前に高く高くそびえ立った3回戦の壁。
越せないどころか、その先なんて薄っすらとも見えなかったのに、まさか
「優勝旗」を手に入れるとは・・。
戦い、そして越えてきた対戦相手の選手たちが流した涙を受け止め、胸に秘め、
たった11人のこの子供たちが本当によく頑張ってくれました。
ありがとう。

応援に来てくださった茨木フレンズの藤川監督様、OBの佐々木さん、いつも
メールで応援してくださる城東CBの児堂様、OBの中川さん、そしてこの
HP上やメールでいつも祝福のメッセージを頂く少年野球を愛する他チームの
指導者の皆様、本当にいつもありがとうございます。
監督、コーチ、保護者、この学年を支えてきたすべてのFチーム関係者が、
皆様に対して心より感謝しております。本当にありがとうございます。
そしてこれからも東能勢ファイターズをよろしくお願いします。
(コメント:森コーチ)

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