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クローゼットの一角に写真の収納コーナーを作りました。 写真の上下はプリンターを収納。 丁度、写真のところはカメラコーナー。 防湿庫を置いて周囲の空きスペースに棚と引出しを作りましたが、その後、引出しを施錠できるようにしたくなりました。 |
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改造前の引き出し。 錠前は付いていません。 |
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外して取出した引出しユニットと、ネットで購入した引出し用の錠前。 錠前は、鍵を差込んで回すと、デッドボルトが飛び出すタイプのもの。 ホームセンターを探してもこの手の錠前が売ってなかったので、ネットで検索。すぐ見つかりました。 ネットでは何でも売ってますね。 |
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まず、取付けに必要な箇所の寸法を測ります。 ノギスの測り方はコチラを参照。 |
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引出しに、加工する線を書込みます。 最終的には現物合わせなので、加工線の書込みはだいたいで良いでしょう。 |
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錠前のシリンダー部分は直径22mm。 その外側に嵌めるリングは23mm。 ドリルにエクスパンシブ・ビットを取付けて穴あけ。 このビットに目盛りは付いているけど、これはおよその目安。 不要な板に色々穴をあけて、錠前を嵌めてみます。 うまくいった調整状態で、引出しに穴あけ。 |
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うまく出来ました。 引出し鏡板の正面側には錠前のリングを嵌めるので、それに合わせて大きめの穴。 鏡板の裏面側には錠前本体に合わせた穴。 穴を良く見ると、途中で径が変わって段差が見えます。 |
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鏡板正面側にリングを嵌めた状態。 裏側には、錠前本体を取付けるために、さらに彫込み加工をします。 |
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鏡板裏面側に彫込みをした状態。 主にミニルーターで、所々彫刻刀で加工。 錠前を合わせながら少しづつ加工。 (彫刻刀よりノミでカンカンやったほうがラクだったかな?) 鏡板の部分だけタモ材で作ってあるのですが、木の中では硬めの材料なので加工しにくい。 彫込みなどは特に。 |
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取付けた状態。 ぴったり収まりました。 (ネジがちょっと大きかったかな? でもこれしか手元に無かった。) |
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こんな感じです。 引出しの外箱の方にもかぎの引っ掛かる溝を彫らねばなりません。 その位置や大きさは、デッドボルトの頭に絵の具などを薄めずそのまま塗って、引出しを閉めて鍵を回せば痕が付きます。 はじめは小さめの溝を彫って、何度も鍵を閉めたり、ノギスで測ったり確かめながら徐々にぴったりの大きさにしていきましょう。 |
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外箱に溝を彫って、付属の金属プレートをネジ止めした状態。 |
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引出し外箱を固定して、引出しを収めれば完成。 |
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