ノギス

上向きの小さなバーニヤは内寸法を測定するためのもの、下向きの大きな方は外寸法を測定するもの、右に突き出た棒で穴の深さを測定。
目盛りの読み方

写真の写りが良くないですが、
副尺の0目盛りの位置(左下の▲)が主尺の34mmよりも僅かに右側にあるので、この寸法は34mmより大きい。
小数点以下は、主尺と副尺の目盛りが一致するところを読む。副尺の2の目盛り(写真上下の▼▲)だけが主尺の目盛りと一致しており、それ以外はずれているので、この場合は34.20mmとなる。

主尺は普通の1mm単位の目盛りであり、副尺は39mmを20等分した目盛りになっている。(19mmを20等分と言うのも有る)副尺の1目盛りは1.95mmで、この場合は主尺の2mm毎に対して0.05mmずつずれている。
写真の例では、副尺の2が主尺目盛り42と一致しているということは、その左側の副尺の1.5は主尺目盛り40と0.05mmずれている。順々に副尺1目盛りづつ左に考えていくと、副尺の0は主尺の34に対して0.20mmずれていることになり、34.20mm。
外形の測定のしかた
内形の測定のしかた
高さ、穴深さの測定のしかた
この部分でも測定できる
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