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太陽から船の位置を求める方法(7) |
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太陽から船の位置を求める方法(最終回)です。 前回の計算メモの部分部分をそれぞれ解説します。
天測実習をする練習船では、メリパスの5分前に「メリパス5分前」という放送がアナウンスされます。 いい場所を取るためには、ちょっと早めに太陽のよく見える位置に行く必要があります。 ここでちょっと補足をしておくと、高度補正の第一改正は眼高補正だったのを覚えているでしょうか。 つまり、補正する時には自分がメリパスをする位置の眼高を決めておく必要があります。 だから、船橋の脇のウイングで六分儀を構えようと思って計算していたのに、その場所がとれなかった時は計算高度が狂ってくるわけです。
こうやって求めた位置は、当時のNNSS(現在のGPSのような衛星を使った位置決定システム)と比較しても、かなり近い位置をだしていました。 |
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