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ポンペイ(4) -- バス見学3:シャカオ??
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ポンペイでのバス見学&etc(3)です。
ここでの最後の日にバー(といっても・・・・)を訪れた時のことを、出港後日記に書いています。
それを紹介してポンペイを離れることにしましょう。
今、ポンペイを出港した。
きのうには、やっとここの現地の人がのむようなBarに足をむけれるほど、
町がわかるようになり、行ってみると、日本語を少し話せるおばあさんが、
「シャカオ(サカオの方が発音が近い)は飲んでみたか?」と聞くので、
「飲んでみたいと思っていた。」と答えると、
「ここにあるから飲んでみナ。」と言ってくれた。
25セントで紙コップ一杯。
作っているところも見せてもらえた。
サカの木の根っ子をつぶして、皮でしぼって、水をまぜ、(指で)かきまわす。
どろどろとした草の味のする、あまりおいしいとは思えないしろものでした。
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日本語ではサケ、アメリカのNAVYではKAVA、と同じだと教えてくれた人は、観光局のDIRECTORだと言った。
「今日は1時からここにいる。」んだと言う。
その時すでに7時前だったから、のんびりしているもんだ。
「観光局のスタッフは何人か?」と聞くと、
「3人だ。」と言った。
「少ないですネ。」と言うと、
「私が10人分働くから大丈夫だ。」と言って笑った。
(1時からこんなところにいるのにか、とは思ったが言わなかった)
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ポンペイ港からの景色
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おばあさんは日本語を話したがり、写真に写りたがった。
私たちもできる限り、ゆっくりとかんたんな日本語を使い、英語をつけたした。
「J&W」という名のバーでの数時間が、ポンペイでは一番楽しかったように思える。
ポンペイは本当に何もない。本当に何もない。
だからこそ、ここでの記憶はそう簡単には忘れないだろう。
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