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ポンペイ(2) -- バス見学1:ナンマドール遺跡


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ポンペイでのバス見学&etc(1)です。

長期実習もしくは帆船での実習になれば、寄港地ではだいたいバスなどで観光をさせてくれます。

ここポンペイにはバスなんてものはありません。(と、いまだに思っています(^^;)
しかしバス見学があると言うので、私たちはどんなものがくるのか楽しみにしていました。
バス見学等では船をカラにするわけにはいかないので、半分ずつで、私は前半でした。(約60人ずつになります)

で、来たのが20人くらい乗せられるマイクロバス3台でした。行く所は事前にわかっています。
この時は、「ナンマドール遺跡」「ケプロイの滝」とのことで、滝くらいしか行く所がないんだろうか?、と皆で話していました。
「ナンマドール遺跡」はどういう訳か浦島太郎がきた竜宮城とされていました。竜宮伝説はミクロネシア、ポリネシアでは結構多いようですね。
どちらも、島のほぼ裏側でかなりの時間がかかるだろうと予想できました。

しかし、道は地道で悪いものの信号がないため、約2時間でほぼ裏側まで来ました。
ここで、また2つの班にわかれ、遺跡組と滝組にわかれ順番にまわることになりました。
私は遺跡組でした。
ここまでの道は、日本の田舎の山の中を走っているのとあまり変わりません。しかし、ここにきて、ナンマドール遺跡というのが少し沖の島にあることがわかりました。(ナンマドール島という島です)

ここで、モーターボート(渡船のようなもの)3隻に分乗し、遺跡に向かいました。
マングローブが群生しているジャングルの中を縦横に繰り抜けること約15分、遺跡が姿を現しました。(映画「ランボー」のような世界でした。)
ここは、巨石文化の遺跡ということで少しは有名なようですが、実際には、ジャワ島のボロブドール遺跡を壊してジャングルの中においた感じの所です。
写真が残っているのです(右の写真ではありません)が、いま見返してみても「すごい!」の一言です。
普通の人がいけるような所ではありません。いい経験でした。

滝は普通の滝です。幅30m×高さ30m程度。
なぜ滝かと言うと、ここでは真水で泳げる所が少ないので、こちらの人が連れて行きたかったのだそうです。

ナンマドール遺跡
ナンマドール遺跡



ケプロイの滝
ケプロイの滝
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