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長期実習-国内編(6) -- 神戸。僚船「北斗丸」の出港 |
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神戸につきました。 岸壁は新港第四突堤のP岸壁。 神戸の新港埠頭は第一から第八突堤まであり、第四突堤までが神戸港湾局の埠頭で、第五から第八突堤までは各民間倉庫会社の専用埠頭になっています。 (今回('95年1月)の地震以前の話しです。) このうち港湾局の埠頭にはバースごとにアルファベットで岸壁名が付けられており、メイン岸壁の第四突堤(ポートライナーのポートターミナル駅の所)はO〜Rまで(O,Q岸壁はO1、O2、Q1、Q2に分れている)です。 Q1、Q2が豪華客船などがくるところで、見送りのためのバルコニーがあります。 青雲丸がついたのは、いわゆる「四突の裏」と呼ばれている所で、メインのQ1には僚船の北斗丸がいました。 |
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北斗丸にはもう半分の大学生の実習生が乗り組んでおり、私たちより3日程早く遠洋航海に出発します。 行き先はオーストラリアのフリーマントル(西海岸)とインドネシアのウジュンパンダン(スラウェシ島)です。 北斗丸の出港時は、丁度私たちの72時間上陸中だったので見送りに行きました。機船では、帆船のような華やかな登檣礼などはありませんが、登舷礼をします。 岸壁側に実習生がならんで、見送りに来た人々に敬意を表すものです。 同期生が先に出港して行くのを見て、次は自分たちだとの思いもあったのか、今までに何回も遠洋航海の出港を見て来ましたが、なにか感慨深いものがありました。 次は私たちの番です。 |
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