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神戸〜シアトル(12) -- シアトル入港;ピア70
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ここまできて、ようやくシアトルを訪問する目的(があること)を知りました。
1989年はワシントン州が設立して100年で、「Century Anniversary」というお祭りの一環として招待を受けていたのでした。
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オリンピアを出発する時から、このお祭りが始まりました。
シアトルのFM局が乗船し、中継をすることになりました。
この国の人たちは、このような仕事に子供もつれてくるのです。
私たちは、シアトル入港に備えて船内の掃除や真鍮をピカピカに磨いていましたが、DJの子供たちも手伝ってくれました。
シアトルからタコマ、オリンピアにつづくピュージェット・サウンドという入江の周りには、沢山のセカンドハウスがあり、この国の人々の生活に感動しました。ちなみに、アメリカで最も大きいという別荘(誰の所有物かは知りませんが...)は、このピュージェット・サウンド岸にあるそうです。
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ピュージェット・サウンド岸の別荘
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シアトルの摩天楼
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コーストガードの船
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シアトル入港は7/21午後1時。
タコマをすぎ、シアトルの摩天楼が見えてくるころには、たくさんの船、ヨットが日本丸の周りを取り囲むようになりました。コーストガードの船もありました。ヨットと言ってもケッチ型のような2本マストの大きな船もたくさんいます。
中には、船尾にオレゴン州の地名の書いたヨットもあり、その歓迎ぶりに感動しました。
接岸する桟橋はピア70(セブンティ)という場所で、南北に長いシアトルの岸壁の北端に位置します。
近くには、万国博覧会の会場となった時の記念に立てられたスペースニードルタワーが見えました。
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集まってきたヨット
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このあたりは潮の干満の差が激しいらしく、日本丸はピア70と本船のあいだに、アメリカ海軍が提供してくれたバージをおいて接岸しました。
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