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4月1日 ヴィラ・レアル
今日は、ロゼ・ワインの売り上げでは世界一といわれるワイン”マテウス・ロゼ”のふるさと、マテウス邸を訪ね、その後、ヴィラ・レアル市街へ向かい、そして昨日と同じように、昼前に船に戻る、という予定。 8時半には下船してバスで出発、30分位でマテウス邸に到着。
ワイン”マテウス・ロゼ”の会社の所有者?ヴィラ・レアル伯爵が今も住んでいる邸で、マテウス・ロゼのボトルの表のラベルにマテウス邸のここが描かれている。
美しく保存されている内部も見たが、
それよりも、
邸前の池に邸のカタチが見事に映っていることに驚いた。
その後、
ヴィラ・レアル旧市街を散策。ここの伝統的スイーツと言われるクリシュト・ド・ガーロという菓子も試食。
バスが船へ戻る1時間程の間はずっと丘陵地を通ったが、その丘陵地のすべてがワインのためのブトウ畑。ブドウはまだ実を付けていない時期なので、ブドウ棚だけが延々と見える。
その中に、オリーヴの木も少しある。
時々、丘陵地に家屋が散在している(ここは割と、かたまっている)が、瀟洒な建物が多く、貧しいという感じはあまりない。
写真の最下部の、木は、
全部オリーヴの木。
船はビニャオンまで進んでいるので、私達のバスはそこまで行き、再乗船した。
13時頃には、再びドウロ川クルーズが始まった。ドウロ川はここからは上流になる。
だんだん、対岸には、家屋など殆ど見えず山地ばかりになってきた。岩が多い。
4月2日 サマランカ
朝、キャビンの窓から外を見ると、
川水に岸の風景が美しく映っていたので、
思わず写真をとった。
8時にはバスで出発。ペガ・デ・テロンからサマランカまでバスで片道1時間45分位かかる。
サマランカは古代ローマ人によって築かれた古い街だが、
13世紀にサマランカ大学が創設され、以後、
ヨーロッパ有数の大学都市として発展したそうだ。
今でも世界中から留学生が集まり、活気あふれる学生の町になっているという。
大学内を見た後は、サマランカ旧市街の散策。
マヨール広場など案内された後、昼食。
昼食後は、添乗員に案内されるグループと、自分達で自由に歩きまわる自由グループに分かれた。
自由グループの私達は、マヨール広場近くの中央市場を歩きまわった。
その後、再集合時間・場所に行って、「赤い汽車」を模した遊覧車に皆で乗って、ぐるっとまわって、近くの街の感じを遊覧車から見てまわった。私達には滅多に来る機会のないサマランカなので、これはこれで悪くなかった。
バスで1時間半ほどかけて船に戻る。船は少しポルトガルに戻って、ポルトガル国境の街パルカ・ダルヴァにまで来て停泊しているので、そこで私達は再乗船した。
夕食後、9時半からフランメンコ・ショー。ダンサーは現地ここから乗りこんだ。ここはスペイン領だ。船は翌朝ここを出港する。
このフランメンコ・ショーは情熱的というより、古典的な感じ。この後は、セビーリャ民族舞踏ショーで、みんな一緒に踊りましょう、と。
4月3日 "ワイン街道"
今日からは、船はポルトへ向けて、戻る。
午前中はずっと、ドウロ川のクルーズ。朝食、そして昼食を済ませ、フェラドーサの船着場に着き、午後2時頃、私達はバスで出発。
これから”ドウロ・ワイン街道ドライブ”。切り立つ急斜面にびっしりと広がるブドウ畑は絶景だそうです。
なるほど、見事なブドウ畑。
実の付く時期であれば、もっと見事だろう。
むこうに、ドウロ川がうっすらと見える。風景としてもナカナカなものだ。
こことは限らず、ドウロ川周辺というよりポルトに近いドウロ川周辺ということだが、ブドウ畑が広がる丘陵の中に、時々、看板が見られる。ポートワインの看板である。
左は遠望写真なのだが、時々、丘陵の中にこんな看板がある。
人物像は、もちろん、実際の人間ではなくて看板。「SANDEMAN」の文字が書かれた台の上にマントを着た人物像、の看板である。有名なポートワイン「サンデマン」のマークそのままの看板を掲げてあるのだ。
「SANDEMAN」だけでなく、他のポートワインの醸造所の看板もある。例えば「FERRAIRA」(フェレイラ)とか。これは、その看板のある一帯はその醸造所の所有地であり、その醸造所のポートワインはそこのブドウ畑から作っているのであるぞ、と示しているのだ。
だとすると、時々見られる瀟洒な建物(例えば上の、見事なブドウ畑の写真の左上にある建物)は、普通の農家ではなく、ブドウ収穫等の作業のための作業所かも知れない。
ワイナリー「Quinta」に寄ってワインの試飲をした。
ドウロ川の方を見ると、大きな大きな虹が出ていた。向こう岸からこちらの川面にまでかかる大きな大きな虹。しかも、虹が2重に。 (2重の虹はとても写真には撮れなかった。下手な写真ですみません)
船はピニャオンにまで進んでいるので、私達はバスで、ピニャオンで船と合流した。
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