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自然の紹介と環境用語の解説をしています。

環境NEWSEnvironmental News

福井県年縞博物館

福井年縞博物館 この博物館は2018年9月15日にオープンした。三方5湖の一つ、水月湖の湖底には年縞と言われる毎年作られた縞模様が堆積している。 2006年の調査では、約73mのコアが採取された。そのうち45mまでは明確な年縞が見られ、 7万年にも及ぶ過去の記録が欠けることなく残されていることが分かった。45mから64m までの部分には年縞がないが、64mからは再び年縞が見られ、最深部は15万年前の堆積物と考えられている。
年縞から、当時の気温、植生などの自然環境や地震、洪水、火山活動などの自然災害などの 精度の高いデータが得られている。これにより、考古学や地質学における「世界標準のものさし」 として、この水月湖の年縞が用いられることになった。
博物館には上の写真のように年縞を薄くスライスしたものが展示されている。 したがって、すべての年縞を展示するため、建物は横に長く建てられている。
また、ここには、気候変動の周期について研究したセルビアの物理学者、M.ミランコビッチの貴重な著書も展示されている。


身近な温暖化対策

     1.DIYで内窓を作ろう!

2023年は電気代、ガス代がべらぼうに高くなった。
2,30年以上前に建てられた家の窓は、アルミサッシで一重ガラスが普通だった。アルミは熱を伝えやすく、また、ガラスも断熱効果が良いとはいえない。そのため、冬は暖房効果が、夏は冷房効果が悪い。
外部との熱のやりとりを少なくするには、二重ガラスの内窓を設けるのがもっとも良いが、家中の窓に設置するとなると高額の費用がかかる。次善の策として、中空ポリカーボネート(形状が段ボールに似ているのでポリダンともいわれる)にプラスチックのフレームをつけた内窓を作ると、安く暖房効果を高められる。結果、電気代やガス代の削減につながる。また、これらの使用量が減るということは、いま喫緊の課題である地球温暖化の防止にも寄与する。
詳しい作成方法とその効果については次のリンクご覧ください。

内窓の作成方法とその効果について

     2.古いパソコンを使い続けよう!

Window10は2025年にサポートが終了します。
その際、Windows11にアップデートできない膨大な数のパソコンが廃棄されると予想されます。
まだ、十分使えるパソコンを廃棄することは資源を無駄にすることであり、地球環境の点から大きな問題です。
OSをWindowsから、Linuxなど無料で使える他のOSに変えれば、10年以上前の古いパソコンでも快適に使うことができます。
そこで今回はLinux系のOSの一つであるZorinOSのインストール方法について紹介します。これをお勧めする主な理由は、Windowsとよく似た使い方ができること、完成度が高いこと、導入が比較的簡単なこと、無料で使えることなどです。EdgeやWord、Excelなどは使えませんが、それらと互換性のあるソフトが付いているので安心です。次のURLからご覧ください。
https://youtu.be/_lgRaD1aemM