丹 波 国 分 寺
たんばこくぶんじ(亀岡市千歳町国分)

山門 丹波国分寺の山門

国分寺は聖武天皇が741年全国に詔勅を出し造
るよう命じたものです。
丹波国分寺が何年に造られたかは定かではあり
ませんが、奈良の唐招提寺と同じ瓦の型を使って
おり、相当奈良と丹波が近い関係にあったようです。

(当時の国分寺想像図)
本堂 <丹波国分寺の本堂


今の山門や本堂は江戸時代に建て替えられたも
のですが、境内にある塔の土台石が17個全部残っ
ているのは全国でもここだけです。


境内の広さは東西に243m、南北に247m
お葉つき銀杏 <オハツキイチョウ>(お葉つき銀杏)

境内には樹高22m、幹周り4.3mの珍しい銀杏の
木があります。
葉の先にも実がつくことからこの名が付けられまし
たが、気根が垂れ下がっていて、これをさわると母
乳が良く出ると言われています。