●はじめに
日常の中で命をテーマにした作品には滅法弱いボクです。
さてっ!この作品はどれだけ泣かせてくれるんでしょうか?!
●シナリオ 評価:B
主人公は不治の病「変異性劇症膠原病」に蝕まれてて、、、ってちょっと待てぃ。コレ銀英伝の皇帝病!?
もうね、これ見た瞬間「あれ?!この作品ってパロディやったんや・・・」って本気で思ったじゃないですかw
ソレっぽい架空の病名にするにしてもパクリいくない(^-^;
ともあれ、その皇帝病のおかげで余命半年と告知された主人公の生き様を描いた作品です。
「こなたからかなたまで」を少し軽くしたような雰囲気と申しましょうか、主人公が自分の死を受け入れた上で残される人々に何かを残そうとガンバります。
安直にハッピーエンドと言えるものはありませんが、スッキリとエンディングを迎えることができますよ〜
軽く泣かされますしねw
平穏な日常の大切さを再認識させられる良いシナリオでした^^
・・・「こなかな」をプレイしていなければAは確定だったかもしれません。残念(*ノ-;*)
●音楽とか声とか 評価:S
音楽担当は樋口秀樹氏、S。
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なにそれ・・・意味わかんないですよ(^-^; |
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なにおー!
だって樋口さんですよっ!
凛さんですよっ!!
WHITE-LIPSですよっ!!!
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はいはい、どうどう(^-^; |
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やっぱり樋口氏は凄いですね。
アコギベースの曲調は何となく似通ってきた感はありますが、でも良いものは良いです。
情景ピッタリな曲作りにいつも関心させられます^^
次にボーカル。OPは凛さんで「ピースワーク」。作品のほのぼのとした雰囲気に良く合ってます。
でもね、やっぱり挿入歌の「片思い日記帳(WHITE-LIPS)」とED「ふたり(凛)」、良ぃ、です!(*ノ-;*)
挿入歌「片思い日記帳」の使われ方は、同じ歌い手さんなので仕方ないのですが「もしも明日が晴れならば(ぱれっと)」のソレと良く似てました。
でも名曲。
ED「ふたり」は鳥肌立ちました。
これは同メーカーの作品「R.U.R.U.R」のED「誓いの言葉(WHITE-LIPS)」を聞いたとき以来です♪
いずれもすばらしぃ!
次に声。
とても良い演技されていますよー。
こうゆうシーンにギャップのある作品は難しいんでしょうね(^-^;
吾妻はじめ/皇帝、潮見ひかり/戸沼ゆず、羽鳥詩/風音、茅野美那/青山ゆかり、桜井紗希/水霧けいと、真里谷遥海/かわしまりの、上総真司/空乃太陽、清川幾人/平井達矢、吾妻晋平/青島刃、吾妻陽子/桜坂かい
●グラフィック 評価:S
原画は同メーカーのいわく付作品(^-^;「Dies irae」のGユウスケ氏が担当されています。
イベント絵はさほど多くは無いのですが、立ち絵がイベント絵並みに丁寧で表情豊か。
このクオリティは凄いと思いました^^
あと、好みです!
●システム 評価:S
基本的なモノは完備です。全く問題ありませんでした。
今作のlightさんの挑戦には感服しました。
まず「アクティブ・ワード・バルーンシステム」、要するに漫画のフキダシみたいなものです。
台詞の全てがフキダシなんです。これは凄い!見てて飽きないです^^
あとカメラワーク凄いんです。もうグルグルいきます!
演出効果抜群です。前述のグラフィックのクオリティの高さと相まって素晴らしいコトになってますよw
オマケで・・・最近多いんですが、ウインドウモードでもワイドですw
●エロ 評価:C
シナリオの展開的に必要不可欠なんですが実用性を問われると、この評価です。
火サスの濡れ場みたいなモンですわ(違
●総評 評価:A+
こんだけSが並んでるんですからSにしたいトコロなんですが、シナリオ重視のボクとしましてはAかなっと。
でも、さすがlightさん。レベル高いですよ〜!
間違いなくオススメです^^
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