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Dies irae Also sprach Zarathustra

Dies irae(ディエス イレ) Also sprach Zarathustra
レビュー
担 当
てつ
ブランド
light
発売日
2007/12/21
ジャンル
学園伝奇バトルオペラADV
原 画
Gユウスケ
シナリオ
正田 崇
音 楽
与猶 啓至
OP:「Einsatz」 歌:榊原 ゆい
評 価
総合評価:A
シナリオ:前半〜中盤A、後半B
声とか音楽とか:A
グラフィック:A
システム:B
エロ:C

 

てつ によるレビュー
この難解なテーマをここまで熱く!・・・でも急ぎすぎは良くないですヨ・・・」
 

●はじめに
PVや体験版をやって設定やらBGMやらキャラやら歌やらエトセトラエトセトラ。。『カッコイイ!!』
かなり期待してましたYO!再三の発売延期にもメゲズ!
と、↑のように期待してた、そこのキミっ!
体験版やHPはあてにしたらあかんっ!

●シナリオ 評価:前半〜中盤 A  後半B
導入からいい感じで引き込まれましたね。強敵が次々と出てきたり、特殊能力なんかも多彩でなかなかに燃える
様々な登場人物の思惑が複雑に絡むため、先が気になりやめ時を失う。が、しかし!後半はなんか尻すぼみ感が否めない。
(公式は正田崇氏しかシナリオライター欄に掲載されてないが実際は7人のシナリオライターだったらしい。)
いかんせんルートが少ない。。。なぜ先輩や蛍ルートがないんじゃぁ!!
(と、言うようなユーザーからのブーイング(?)が多かったようで完全版とか追加DISK的なのがでるらしいよ。)

主要キャラは敵も味方もみな魅力的。
特に単なるチンピラだと思っていたベイと司狼は、予想外に良かった。

●声・音楽 評価:A
主題歌はカコイイ!(・∀・)b
BGMは曲数多く質も高い。効果音もまずまず。
ボイスは主人公を除きフルボイス(一部主人公のボイスもアリ)。こちらも優秀。

●グラフィック 評価:A
塗りも丁寧で物語にあってる良い感じで燃えにも萌えにも十分なクオリティ。
枚数も差分を除き100枚超となかなか。 ただし、時々『ありゃ?』なところも若干。。。

●システム 評価:B
ADVとしての機能におおむね不満無し。
ボイスの音量が希に小さくなってるところがあったり、テキストとボイスが違うとこがあったり細かい不備が気になったかな。

●エロ 評価:C
一応、名前のある♀キャラはエリー以外1回ずつ(ルサルカのみ複数回)あるが、“抜き”どころはないねw
なくても成り立つように作ってあるように感じた。(司狼とエリーのカラミとかあってもよさそうやのになぁ。。。)

●総評 評価:A
まぁ、あれだけ延期しておきながら未使用CGやイベント削ったりと未完成を無理やりこじつけて発売に踏み切った感がそこはかとなく醸されてるが。。。
それでも、基本2ルートなのだと割り切れば優秀な作品だったと思う。
音楽やグラフィックなど作品の雰囲気が良い。 序盤の盛り上がりはほんまによかった。後半もその勢い殺さず走り抜けてほしかった。
完全版・追加DISKに期待して評価してみました。
(いつ出るかわからんがw 今度こそ期待してまっせっ! lightさん!)