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名鑑2 機龍ゴジラ改造

 赤イ竹さん食玩改造講座メインの機龍ゴジラですが、ドライヤーで温めて強引にポーズを決め、冷水に漬けてOKのはずでした。確かにOKなのです。ところが、GILLGILLさんに私が以前製作した酒井ゆうじ造型工房の機龍ゴジラ(GALLERYのゴジラGKのページに載っています)が置いてありましたので、ついつい力が入ってしまいました。

赤色の部分に真鍮線が入っています。
 まず、あらかたのポーズをドライヤーと冷水で作り、口の中から0.5mmの真鍮線を差込み、固定したポーズよりさらに上方を向く様にしました。次に左足を付け根から切断し、尻尾をドライヤーで真直ぐに伸ばして、2mmの真鍮線を2本に分けて差込み、強引に上に跳ね上げ、さらに左方向に曲げで固定しました。足が分離されている状態ですので、ついでに左足付け根から頭に向かって、同じ2mmの真鍮線をくの字型に曲げてから差込みました。ここまでで実働約1時間くらいです。後は、両足首・両膝および両手を切り込みを入れたり、スペーサーを入れたりして、角度の調整を行い、パテを盛り、モールドを調整して2時間ほどでした。ここまで、簡単に書いていますが、本当に簡単なんですよ。
 翌日、次回までに塗装が出来るようにとの宿題が出ていましたので、自宅にて塗装下地を行いました。切り刻んでしまっていましたので、タッチアップでは無理と思い、全体にサーフェーサーを吹き付け、ガレージキットを製作するが如く、ベース塗装・ウォッシィング・クリア重ね塗りを行いました(食玩改造に於いてはやりすぎと思いながらも手が止まりません)。ついでに舌をエポパテで作り、サフで塗り潰れてしまった口中と瞳の塗装を行い、宿題完了です。自宅での作業時間は約2時間でした。
 
上記で塗装と書いていますが、ハンドピースに依る吹き付けなどは必要ありません。筆塗りでOKです。

 講習2日目ですが、キンゴジ作成の方に重きを置いてしまったので、機龍ゴジラの方は、エナメル塗料にてドライブラシをして完成となりました。ここで注意点が1つ解りました。エナメル塗料は、下地に対して結構乗りが悪いみたいですので、メタルプライマーを塗ってからドライブラシをした方が良いみたいでした。
 






 自宅に帰りベースの製作に掛かりました。まず、ストックの機龍を前後にデザインナイフにてカットしました。その上にPタイルを細かく砕き、機龍が瓦礫に埋まっている様に、置いていきます。今回は最初からこのシーンにするつもりではなく、酒井版機龍ゴジラにいかに近づけるかに固執していた為、セットした時にかなり違和感がありましたので、足が接地する箇所を特に注意して、Pタイルを置きました。
 最後にパステルを細かくしたものを足元を中心に塗り、完成です。ベース製作時間は約3時間ほどでした。