このオフは「お母さんのための子連れオフ」として企画したものです。
　その初日の「作戦」は「先に子どもたちのニーズに応えておく」「遊ばせて疲れさせて夜は大人だけでゆっくりする」というものでして(^^;　選ばれたのが遊園地です。

	ドリームランド入り口。右の小山が那富山墓。 ＜北地図Ａ地点西向き＞
お母さんと子どもたち／撮影スズメ♂

　天候はあいにくの雨ということで、遊園地はガラガラのガラ〜。あとで聞いた話では、子どもたちは乗り物に乗りたおして(^^;いたとのことです（→オフレポ浅香さん編）。

　というのも、奈良ドリームランドを選んだのは単に宿（春日野荘）から近かったからなのですが、あとで調べてみるとこの辺りは「史跡」が多いことが分かってきました。で、少しはみんなで周辺を歩いてみようと計画していたのですが、この雨で先行き不透明。そこで、私だけ遊園地を一度離脱して、下見と写真撮影をしておこうと考えたのです。

　このため、夕方合流するまで私は別行動。子どもたちの動向や遊園地のことは、「オフレポ浅香さん編」をご覧ください。

　さて、お墓詣りの始まり〜。

　まずは、ファミリーランドのバス停のすぐ横にある那富山墓。ここは、聖武と光明子との間に産まれた唯一の男児、生後一年にならぬうちに皇太子になったものの早逝したあの基皇子の墓です。
　彼の墓がまさかこんなところにあるとは....。ちょっと驚きました。この前を通り過ぎた何万人という人の中で、その存在を知っていた人は何人いるのでしょうか。

一見ただの小山。古墳にすら見えません。
よく探すと石標がありました（クリックで拡大）↑

上り口は舗装されていますが..。	途中からこんな状態です。

　曲がりなりにも皇太子の墓というのに、なんとも寂れた様子。途中から道も舗装されていません。柵の周囲には、食べかすやゴミが散らかっていました。

柵の中は整備されているようです。	ズーム！してみました。

　雨がややキツくなってきたので、コンビニでビニール合羽を買ってこれをカバン等々の上からかぶり、次のお墓へ向かいました。

　ドリームランド前のバス道路（バイパス）を北へ。道は急に下りになり、ドリームランドが高台にあったことが分かります。その坂を下りきったあたり、道を挟んで左右に、氷高内親王＝元正天皇と、その母阿閉皇女＝元明天皇の母娘の墓が並びます。

元正陵遠望。山の左手前。	陵墓への道をきれいに整備するようです。 ＜北地図Ｂ地点西向き＞

バイパスからほど近く。でも物静かな空間です。

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＜北地図Ｂ地点東向き＞ 矢印の標識が下の写真

道（上の写真の右側）をずっと奥へ..	小山を背に陵墓が現れます。

陵墓の正面には住宅地が建設中でした→

＜北地図Ｃ地点＞

　さて、まもなくお昼時ということで、ここで引き返すことにしました。来しなは下りでしたから、帰りしなは上り(^^;　えいほえいほ
　ドリームランドまでもどったところで携帯電話でお母さんたちと連絡を取ろうと思ったのですが、どういうわけかつながりません。時間が惜しくなってきた私は、このさいもう少し足を伸ばしてみようと、そのまま南下しはじめました。これも「下り」でしたが..(^^;