愛知万博記念の一環として開催された「アルテ・ポーヴェラ/貧しい芸術」
20世紀を代表する芸術運動のひとつです。
この芸術運動の作家達は日常の中に埋もれる非芸術的な素材の中に自らの感性と思考を表現しました。
残念ながら作品を撮影することはできません。
流行する豊かな素材、鮮やかな表現に反して、作家自らの自己を突き詰めた
これらの作品は瞑想にも似た秩序や、また潜在する魂を揺さぶり起こすがごとく、
その想いを広い空間いっぱいに解き放っていました。
イタリア芸術の底力です。
豊田市美術館の素晴らしい建築を見てみましょう。
駐車場から美術館へのアプローチ。
2回展示室から屋外へ出てみます。巧みに配置されたキューブを基調をするアクセントとその壁面に施された鏡。映される背面風景が空間の遊びを演出しています。鬼ごっこすると面白そうです。
別の角度から。奥に豊田市が広がります。
赤や黄色のプレート。「2001年宇宙の旅」のモノリスを思い出しました。
さらに水辺に沿って広大な庭へと続きます。
ここでちょっとひなたぼっこ。
遠くからTOMOさん登場です。さっそくカメラを構えていらっしゃいます(笑)
暖かい1日、水面がキラキラ輝いていました。美術館のレストランで食事を終えガーデンに行ってみましょう。
オモイガワザクラという名の桜。
ソメイヨシノが終るころに咲くそうです。
ふんわりとピンク色を帯びた優美な姿です。
建物と庭を観賞して、駐車場に戻ります。そろそろ後半から参加の車達が待ってるはず。