後期のM&D

 

第4シーズン
 
第1話「愛のためらい」
デーブと関係を持って4週間。
デーブを愛しているものの、自分とは全く違う彼の生活習慣に次第に疲れを覚えるマディ。
今までかけ離れた道を歩んできた2人が、これから同じ道を並んで歩んでいけるとは到底思えないマディは、2人の関係に終止符を打とうと考える。
M:「今度のこと…あなたは私の許容範囲を超えてるのよ!」
D:「(僕とのことを)君は恥じてんだよ! みっともないと思ってるんだ!」
 
第2話「遠く離れて」
シカゴの両親の家から「1人で考えたい」と泣きながら電話を掛けてきたマディに、自分からは電話をしないと誓ったデーブだったが、マディからの連絡を待つだけで自分からは何もできない毎日に苛々は募り、幻覚まで見る始末。
マディの車に乗り込んだデーブは、やり場のない気持ちをぶつけるように探偵社の地下駐車場で何度も柱に激突し、彼女の車を大破させてしまう。
M:「あなたに会って説得されたくなかったの。多分、されちゃうと思うから(黙って出ていったの)」
D:「(マディに会えなくて)寂しいんだ。会いたいんだよ」
 
第3話「待てど暮らせど」
アグネスに過度の協力を求めてまで、マディからの電話を待つデーブ。
ポケットベルの呼び出しに過剰に反応してしまうが、自分ではなく、一緒にいたバートの呼び出しだと分かってガッカリ。
M:『デーブからの手紙を読んで探偵社を懐かしむ』
D:「凄く惨めだ。早く帰ってきて」
 
第4話「二都物語」
いつまでたってもマディからの連絡がないことにほとほと嫌気が差したデーブは、マディの留守番電話に「 もう待たない 」とメッセージを残す。
憂さを晴らそうとバーで知り合った女性と一夜を明かすが、気分は落ち込んだまま。
その頃、ホームパーティーで医師のスティーブと知り合ったマディは自分が妊娠していることを知りアグネスに連絡する。
M:「(妊娠のことは)アディスンさんには言わないで」
D:「君に関して余りにも無駄な時間を使い過ぎてしまったよ。僕には友達もやるべき仕事も人生もある。僕はそっちへ帰る。だから…君はシカゴにいるがいい」
 
第5話「謀られて塀の中・前編」
マディの妊娠を知ったデーブは即刻シカゴ行きを決意。
ところが飛行機は満席。
その上、空港で殺人犯にハメられたデーブは彼の代わりに監獄送りにされてしまう。
絶望的な状況にたった1人で放り込まれたデーブは、マディと赤ん坊のことを思って夜を過ごすのだった。
M:「まだ妊娠の件を話すような心境じゃないの」
D:「僕には子供に会う権利がある」
 
第6話「謀られて塀の中・後編」
務所仲間に聞かれるままマディの話をしたデーブは、彼らに「マディと結婚しろ」と諭される。決意を固めたデーブは監視の目をかいくぐってマディに電話でプロポーズするが失敗。
一方、デーブがシカゴに現れないのは自分の頼みを聞いてくれたからだと勘違いしているマディは留守番電話に感謝の言葉と共に「愛している」と囁く。
無事に釈放され自宅に戻ったデーブは、留守電に残されたマディの言葉を繰り返し聞き、シカゴ行きを取りやめる。
M:「愛してるわ、デーヴィッド」
D:「判事に連絡して僕を務所から出して。結婚させて」
(電話でマディ相手に話してるつもりがお母さんで…)
 
第7話「父への告白」
娘のことで相談にやってきたマディの父親アレックスに自分の率直な気持ちを話すデーブ。
アレックスから「父親になる心構え」を持つように諭されたデーブは、たとえそれが自分の子供でないとしても、マディのお腹の子の父親になろうと準備を始める。
M:「どっちの子か分からないの。問題はその解決法が分からないこと。解決したいかどうかも分からない…」
D:「彼女を愛してるかって?彼女の為なら死んでもいい!」
 
第8話「Los Dos DiPestos」
 
 
第9話「デーヴの父親教室」
やがてマディが出産を迎えたとき、彼女の力になれるように、ラマーズ法の講習を受けようと決意したデーブは、講習会の講師の紹介でシングルマザーになるテリーと知り合い、2人で講習を受けることに。
講習を重ねる内に何となくお互い響き合うものを感じるようになるデーブとテリー。
一方、マディはデーブから送られてきたダンボールいっぱいの出産に関する書籍を見て、ロスの家に戻って出産することを決意する。
M:「誰の子かってことはどうでもいいの。誰が父親になるか、その方がずっと大事なことだわ。もし父親を持つとしたらね」
D:「大事なのは…彼女がいよいよ決心したときに、こっちは準備ができてるようにしておくことなんです」
…とラマーズ法の講師に真面目に訴えたデーブ。
しかし、テリーに愛を打ち明けられたときには…。

D:「(マディは)ここから3000キロも離れた所でエンジン冷ましてて、子供も僕のじゃないかも…。それに、彼女は2分の時間を割いて僕の近況を聞いてくれようともしないんだ。
つまり、あんまり見込みはなさそうなんだって話。彼女と僕の…将来について確信が持てない。ずっとね」
 
第10話「マディのご帰還」
ロスへ帰る列車の中でマディは奇妙な夢を見る。
マディの望み通り良き夫、良き父親になり、まるでマディの知らない人間になってしまったデーブの夢。
昔のままのデーブを激しく求める夢。
お腹の子の父親がサムだと確信を持ったマディは、デーブにそれを告げる瞬間を恐れて悪夢を見る。
不安なマディは列車の中で知り合った優しいウォルターとヴェガスで結婚して状況を打開しようとするが、マディの結婚とお腹の子の父親の件を知ったデーブはショックのあまり怒りを爆発させる。
M:「彼は父親じゃないの。デーヴィッドの赤ちゃんじゃないの。超音波の診断やカレンダーから見るとそうなんだけど…。それを彼にどう伝えたらいいのか…」
D:「(衝動的に結婚するなんて)君はイカレてる」
 
第11話「恋の清算」
マディが結婚した。
が、相手の名前や瞳の色を即答できないマディを見て、デーブは今イチ実感が湧かない。
一方、マディはアグネスに、デーブと結婚できないのはデーブが良き夫、良き父親になろうと努力して自分らしさをなくしてしまわないためだと打ち明ける。
M:「(私と結婚しなければ)デーヴィッドはデーヴィッドでいられるわ。デーヴィッドであるって素晴らしいことなのよ」
D:「僕がむくれてないのは…君が結婚したように見えないからだ」
 
第12話「マディの結婚式」
売り言葉に買い言葉でマディのために盛大な結婚式を催す事になったデーブ。
嫌々ながらもデーブへの対抗意識から結婚式に臨んだマディだったが、式の最中にテリーが産気付き、病院へ向ったデーブとテリーを追ってマディとウォルターも病院へ。
お互いに「憎んでる」と言い合うマディとデーブ。
しかし、それを見たテリーとウォルターは、マディとデーブが今でもお互いに愛し合っていることに気付く。
テリーが無事に出産し、ひっそりと静まり返った病室で今度の一件について話し出すマディ。
この4ヶ月を振り返ってデーブを傷つけたことを謝り、彼への愛を打ち明けるマディをデーブは優しくいたわるのだった。
M:「私、心から‥‥心から願ってるの。これが‥‥あなたの赤ちゃんだったらって」
D:「納得いかないんだ。子供は僕のじゃない。君もそうだ。納得したつもりだったが‥‥」
 
第13話「彼女にアタック」
進展なし。出番もなし。
 
第14話「過去を忘れて」
マディとウォルターは結婚を解消。
しかし、4ヶ月待たされた末に、再び会った時には他人の妻となっていたマディに対してデーブは不信感いっぱい。
そんな時、愛する人との明るい将来は望めないと嘆く女性に出会ったデーブは、大事なのは2人が心から愛し合っていることで、2人で努力すれば何だってできると彼女を説得。
それは即ち自分への言葉。
デーブとマディは毎週火曜日にラマーズ法の講習を受け、2人だけの時間を過ごそうと約束するのだった。
M:「過ぎた事は忘れて、まっさらでやり直せない?」
D:「7時半〜12時まで。君と俺。毎火曜日」

 


 
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