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PostgreSQL:バックアップ

●バックアップ

データあってのデータベースですから、
データが壊れたり消えてしまっては困ります。
データを守る最も一般的な方法が
「バックアップ」を取る、です。

PostgreSQL では、専用のコマンドが用意されています。
PgAdmin を使えば、簡単に操作できます。
PgAdmin を起動していなければ、
"C:\Program Files\PostgreSQL\9.2\bin\pgAdmin3.exe"
で起動します。
[PostgreSQL 9.2 (localhost:5432)] を右クリック。
プロパティ、ユーザー名が、sql_sample であることを確認しておきます。
違えば、sql_sample に書き換えてください。

●ファイルに保存:PgAdmin

手順は以下の通りです。
・バックアップしたい [データベース] を選択。右クリック。
・[バックアップ] 
・開いたダイアログの [ファイルオプション] タグで、以下を入力します。
[ファイル名]: ここで指定したファイルが生成されます。
[フォーマット]: 普通は、[Custom] を選びます。それ以外の場合は、ヘルプで確認してください。
[圧縮比]: 普通は何も書かなくて構いません。
[エンコーディング]: UTF-8 でいいです。
[ロール名]: 適切なものを選んでください。
・[バックアップ]

●ファイルから復元:PgAdmin

手順は、
サンプル・プログラムのインストール、
<バックアップファイルをリストアする>で説明したのと同じです。
必要に応じて、
復元するデータベースと、バックアップしたファイル名を
選択すれば OK です。


PostgreSQL のデータは、多くのファイルで構成されていて、 複数のファイルが関連しながら更新されるため、 単にディレクトリ丸ごとコピー、では、上手くいきません。 たとえば、 ファイルA を更新した後にファイルB を更新して、 一まとまりの作業になるとします。 ファイルA が更新された直後、ファイルB が更新される前に バックアップと取ってしまったら、 ファイルを復元しても、正しく動作させることはできません。 PostgreSQL は、バージョンによって、 データ形式が異なる場合があります。 9.2.x の x 部分だけが異なる場合は、大抵、大丈夫ですが、 9.1.x と 9.2.x のようなレベルでは互換性が無いのが普通です。 バージョンアップの際にデータが使えないと困るので、 この解決にも、バックアップ・リストア機能を使います。 具体的には、 元のバージョンで、Custom 形式でバックアップを取り、 バージョンアップした後、リストアすれば OK です。 特別な対応が必要なこともあるので、 互換性については、 ホームページで、 リリースノートを参照してください。
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