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HTML:フォーム

フォームによって、
ユーザーが入力したデータをシステムに取り込むことができます。
<form method="post" action="index.php?id=1&amp;num=2"> <input type="text" name="doc_name" size="40" value="1行文字列の入力"><br> <br> <textarea name="doc_comment" rows="2" cols="40">複数行の入力。 こんな感じで書ける。</textarea><br> <input type="hidden" name="hidden_id" value="表示されないデータ"> <br> <input type="submit" value="変更を保存"> </form>
(ここでは、画面遷移しないように細工しています)

●form

・method は、POST か GET が選べます。
  POST は、転送したデータが、PHP の $_POST 配列に格納されます。
  GET は、転送したデータが、PHP の $_GET 配列に格納されます。
  # 配列の詳細は、PHP の章で説明します。

・action は、submit ボタンを押したときに、
  データを転送する先のファイル名を指定します。
  また、ファイル名の後に ?名前=値 を付けると、
  $_GET 配列に格納されます。
  つまり、method が POST でも、
  同時に GET データを送れるわけです。
  "名前=値" は、&でつないで複数並べる事ができます。

●input text

1行分の文字列を入力できます。
size で横幅を、value で最初に表示する値を指定します。
maxlength を指定すると、入力できる文字数を設定値に制限できます。

●input hidden

画面上は表示されませんが、
転送するデータとしては有効です。
複数のページを渡り歩く時、
ある値を保持し続けるような用途で使用します。

●input submit

ボタンが表示されます。
で、このボタンを押すと、
form で定義した転送が実行されます。

上記のコードであれば、
転送先の index.php で、
$_POST = array(
 'doc_name' => '1行文字列の入力',
 'doc_comment' => '複数行の入力。\r\nこんな感じで書ける。',
 'hidden_id' => '表示されないデータ'
);
$_GET = array(
 'id'=>'1',
 'num'=>'2'
);
のデータが参照できます。
# array などの詳細は、PHP の章で説明します。

●textarea

複数行の文字列を入力できます。
rows で行数、cols で文字幅を指定します。

●その他

form の部品には、他にも色々ありますが、
select, option, input="radio", input="checkbox" は、
Smarty の章で紹介します。
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