HTML:フォーム
フォームによって、 ユーザーが入力したデータをシステムに取り込むことができます。<form method="post" action="index.php?id=1&num=2"> <input type="text" name="doc_name" size="40" value="1行文字列の入力"><br> <br> <textarea name="doc_comment" rows="2" cols="40">複数行の入力。 こんな感じで書ける。</textarea><br> <input type="hidden" name="hidden_id" value="表示されないデータ"> <br> <input type="submit" value="変更を保存"> </form>
form
・method は、POST か GET が選べます。 POST は、転送したデータが、PHP の $_POST 配列に格納されます。 GET は、転送したデータが、PHP の $_GET 配列に格納されます。 # 配列の詳細は、PHP の章で説明します。 ・action は、submit ボタンを押したときに、 データを転送する先のファイル名を指定します。 また、ファイル名の後に ?名前=値 を付けると、 $_GET 配列に格納されます。 つまり、method が POST でも、 同時に GET データを送れるわけです。 "名前=値" は、&でつないで複数並べる事ができます。
input text
1行分の文字列を入力できます。 size で横幅を、value で最初に表示する値を指定します。 maxlength を指定すると、入力できる文字数を設定値に制限できます。
input hidden
画面上は表示されませんが、 転送するデータとしては有効です。 複数のページを渡り歩く時、 ある値を保持し続けるような用途で使用します。
input submit
ボタンが表示されます。 で、このボタンを押すと、 form で定義した転送が実行されます。 上記のコードであれば、 転送先の index.php で、 $_POST = array( 'doc_name' => '1行文字列の入力', 'doc_comment' => '複数行の入力。\r\nこんな感じで書ける。', 'hidden_id' => '表示されないデータ' ); $_GET = array( 'id'=>'1', 'num'=>'2' ); のデータが参照できます。 # array などの詳細は、PHP の章で説明します。
textarea
複数行の文字列を入力できます。 rows で行数、cols で文字幅を指定します。
その他
form の部品には、他にも色々ありますが、 select, option, input="radio", input="checkbox" は、 Smarty の章で紹介します。