デバッグ:FireBug, FirePHP のセットアップ
編者が Firefox を使っているのは、このアドオンがあるからです。
# 最近は、Google Chrome 用もあります。
・FireBug
HTML, CSS, JavaScript のモニタやデバッグに威力を発揮します。
前節の Web Developer と同じ手順で導入します。
導入すると、ブラウザの右上端に
虫アイコンが追加されます。
これをクリックすると、
ブラウザの下側に新しいフレームが出現します。
コンソール、スクリプト、接続、をそれぞれ Enable に設定します。
主な使い方は、以下の通り。
・コンソール: |
各種エラーメッセージを表示します。 |
・HTML: |
要素を探したり、直接 HTML を書き変えたりします。 |
・CSS: |
CSS を直接書き変えたりします。 |
・スクリプト: |
JavaScript のステップ実行などができます。 |
・DOM: |
DOM の各要素 Tree が表示できます。 |
・接続: |
どのスクリプトをどれだけの時間掛けて通ったかが分かります。 |
・FirePHP
PHP コードに、FirePHP の関数を入れると、
その引数にした情報を、
FireBug のコンソールに表示させる事が出来ます。
つまり、コード中のデバッグ・メッセージを
ブラウザとは別の画面で表示できるわけです。
前節の Web Developer と同じ手順で FirePHP アドオンを導入します。
更に、
以下の手順で、PHP のコード側に必要なライブラリを導入します。
・ライブラリを
ココの [Download] リンクで入手。
・入試した ZIP を展開。
・\lib\FirePHPCore の FirePHP.class.php と fb.php を
自分の WEB アプリの適当なディレクトリにコピー。
ここまでは、一度限り。
実際に利用するには、
・デバッグ・メッセージを挿入したいコードに fb.php を include する。
・
fb("コメント文"); で、コードを実行すると、
FireBug のコンソールに表示されます。
fb() の引数には、var_dump() と同様、変数、配列も大丈夫です。