☆HP DF780 修理とイヤホンジャック取り付け


eMaのマシンケースの話をする前にケースを手に入れた時におまけでHewlett-Packard(以下HP)の
DF780というデジタルフォトフレームをいただいたので、その修理改造の事を

電源投入するとHPのロゴで始まる

背面部 スピーカー 電源スライドスイッチ スタンド脚 光度調節ダイヤル

SDやCF USB PC接続用ミニUSB ACアダプタ口

ともかくも、まずはメーカー名と型番からどんな奴なのか調べてみた
日本では発売されていないらしい USアマゾンで30ドルくらいらしい
液晶サイズは7インチ。800x480で16:9 MP4とWMVとMP3の再生が可能。もちろん写真もおk
本体メモリ容量は512MB ちなみにSDはSDHCにも対応 USBとしてさせばどうにでもなるけど

ACアダプタを差し込んでONしてみる・・・画面が真っ白で何も映らない。いや、薄っすらと何か表示は見えなくもない
操作部に何らかの調整用ダイアルがあるので廻してみると真っ黒になる
どうやら光度調節用のダイアルらしい。キチンとは動いていないようなので電源を外して解体してみた



6本の+ネジをはずす


フィルムケーブルと2芯コネクタを外すと液晶部が離れる


基盤部をみると大きなメインLSI メモリモジュール メモリ用の空きパターンがある

この時点で液晶へ行くケーブルの根元付近の電流が流れるのかな?という端子付近に埃が密集して付着していた
おそらくこの埃がショートを誘発して光度の異常につながったんじゃないかと思う
正解かどうかはわからないが埃を除去して直ったんだから、きっとそうなんでしょうw

直ったので組み立てて起動してみる

背面上部のボタンでメニューを押してみた


左右ボタンで移動 横三角(再生)ボタンでAUDIO項目に入る

ファイルを選択して再生ボタンを押すと背面のスピーカーから音が出た
音が出たのはいいが「なんだこのしょっぽい音は・・・」と思うようなヘタレな音しかしない
音量を上げようとしたが巧くいかないのでリモコンの上下ボタンで操作したら音量が変わった
音は大きくなるものの背面方向に大きくなるので正面からはそれほどいい音にはならん

と、ここで考えた
背面向きのスピーカーではダメ。正面向きの良いスピーカーにしたい
できればイヤホンジャックを取り付けてヘッドフォンで聴きたい・・・と
そこでもう一度バラしてイヤホンジャック(3.5mm)を取り付ける方法を探ってみると
ありがたい事に現状のスピーカー行きの配線は4ピンコネクタで接続されており
イヤホンジャック→4ピンコネクタ→本体基板に接続が可能だとわかった
イヤホンジャックさえ付いてしまえばPCスピーカーでも接続できるので本体スピーカーは必要なくなる


昔買った5インチベイに内臓できるスピーカーをバラした残骸 イヤホン端子とオンオフスイッチを確保


画面に向かって左部のスペースにイヤホン端子を取り付けた 正面右部はメモリ等の接続部が多くて無理
はじめは本体底部にイヤホンジャックを貼り付けたが、組み立ててみるとジャック口が斜めになって
ヘッドフォンのピンが深く刺さらないので片方からしか音が出なかった
仕方なく本体側面の傾斜に合わせてイヤホンジャックを取り付けて対処した


オーディオテクニカの安物AVヘッドフォンを繋げてBURN NOTICEを再生してみたところ
この基板に搭載されている音楽再生ソフトは非常に良い音が出ると思った
音というよりも音色が変わってPCで再生しているのとは断然違う
トランセンドのMP3再生機みたいな感じ
このDF780は動画再生の能力よりも音楽再生の方が出来がいいと思った


付属のリモコン デザインはシンプル ボタンは深く押さないと反応しない
本体よりもリモコンの方が便利で、リモコン背面は磁石になってて鉄ならどこにでも着く

その他使用して思った事は、せっかく壁掛けにも対応していながらACアダプタを接続したまま
壁に取り付けるとACアダプタを挿した右側に必ず傾く これはダメだろうwwwみたいな

フォトフレームだからねー 机の上で音楽も聴けて動画も再生できて好きな子の写真がカレンダーで見れて
こんなのが学生時代にあったらよかったのになぁとは思いました はい
でも外に持っていってまで観ようとは思わないな 今はiPodなんかもあるから持ち出しも普通なのかね