常楽寺三重塔

所在地 滋賀県甲賀市石部町大字西寺 種別 寺院(天台宗)
構造形式 三間三重塔婆、本瓦葺
時代区分 室町中期 年代 応永7年(1400)
指定年月日 1963.03.31 所有者 常楽寺
附指定 1963.03.31 丸瓦及び平瓦
常楽寺の縁起については、常楽寺本堂を参照。
常楽寺三重塔は、勧進状と瓦への記載から、応永7年(1400)と建立年代が明らか。相輪高さ7.6mを含めた総高は23.3m。
初重内部には、四天柱の内側後方寄りに須弥檀、その背面に来迎壁が設けられ、釈迦如来が安置されている。四方の壁には真言八祖像が描かれているが、天台系寺院に描かれている理由が謎とされている。




初重から三重まで、垂木間隔、組物寸法、ともに同じであるが、一重あがるごとに、垂木を減らすことにより、上層が逓減する形態を実現している。
 相輪

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