宇治上神社拝殿

所在地 京都府宇治市宇治山田 種別 神社
構造形式 桁行六間、梁間三間、一重、切妻造、両妻一間通り庇付、向拝一間、檜皮葺
時代区分 鎌倉前期 年代 鎌倉前期
指定年月日 1952.11.22 所有者 宇治上神社
附指定 1952.11.22 桟唐戸4枚、蟇股1個
宇治上神社の創建は古くさかのぼることができるが、平等院が建立されると、宇治神社と共にその鎮守社となる。明治維新までは、宇治神社と一体で、宇治上神社は上離宮、宇治神社は下離宮と呼ばれていた


現存する最古の拝殿とされている。


屋根は切妻であるが、両妻にそれぞれ一間の通り庇を付けており、その部分が縋破風となっている。

全体的に低く、住宅風といわれる。また蔀戸や舞良戸などが用いられており、この点でも住宅風。


内部は、拝礼や祭儀の場となる中央の部屋と、両側の縋庇の下の部屋の三室からなる。

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