當麻寺本堂(曼荼羅堂)

所在地 奈良県北葛城郡當麻町大字當麻 種別 寺院
構造形式 桁行七間、梁間六間、一重、寄棟造、本瓦葺、閼伽棚を含む
時代区分 平安後期 年代 永暦2年(1161)
指定年月日 1952.03.29 所有者 當麻寺
當麻寺は、奈良時代、白鳳末期から天平初期にかけて、地元の豪族、當麻氏の氏寺として建てられた。古代創建の寺で唯一、東塔と西塔の両塔が現存する。
本堂は、阿弥陀三尊を中心に浄土風景が細密に描かれた當麻曼荼羅図が安置されていることから、曼荼羅堂と呼ばれる。
現在の建物は、平安時代末期の永暦2年(1161)に、以前から建っていた本堂を大改修したものである。


平安時代末期の和様建築を代表する仏堂とされる。

内部は内陣と外陣にわかれ、内陣の天井には二重虹梁蟇股など天平様式の構造がみられる。

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