旧閑谷学校講堂
所在地 | 岡山県備前市閑谷 | 種別 | 近代以前その他 |
構造形式 | 桁行19.4m、梁間15.6m、一重、入母屋造、本瓦葺 | ||
時代区分 | 江戸中期 | 年代 | 元禄14年(1701) |
指定年月日 | 1953.11.14 | 所有者 | 個人 |
附指定 | 1953.11.14、1971.03.11 | 壁書1枚、丸瓦1枚 | |
閑谷学校は、岡山藩主池田光政が、寛文10年(1670)、和気郡木谷村延原に、庶民教育の学校を設立したことに始まる。 現存の講堂は、簡素だった講堂を元禄14年(1701)に全面的に改築したものであり、庶民を対象とした現存する学校建築物としては、世界最古のものとされている。 国宝講堂の他に、重要文化財として、孔子を祀る聖廟、池田光政を祀る閑谷神社、文庫、校門、公門、飲室門がある。 |
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入母屋造りの屋根には明るい色彩で耐久性のある備前焼の瓦が使用されている。 中央の桟唐戸の両側に大きな華頭窓を並べて明り取りとしている。 講堂には、小斎、習芸斎、飲室(いずれも重要文化財)が付設されている。 |
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講堂の内部 | 講堂内の廊下 | |
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