三宝院唐門
所在地 | 京都府京都市伏見区醍醐東大路町 | 種別 | 近世以前/住宅 |
構造形式 | 三間一戸平唐門、檜皮葺 | ||
時代区分 | 桃山 | 年代 | 桃山 |
指定年月日 | 1954.03.20 | 所有者 | 三宝院 |
三宝院は醍醐寺の塔頭の一つ。永久3年(1115)に醍醐寺第14世座主・勝覚僧正によって創建されたもので、醍醐寺の本坊的な存在であり、歴代座主が居住する。三宝院は応仁の乱で焼失し、桃山時代に豊臣秀吉によって再興された。江戸時代にはいり、三宝院が幕府より当山派修験道の本山であると位置づけられる。 三宝院唐門は、豊臣秀吉の死後、慶長4年(1599)に建てられたと考えられている。 |
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唐破風が両側面に設けられた平入の唐門である。 三宝院の勅使門であり、もとは別の場所に立てられていたが、総門の横に移築されて現在に至っている。 |
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中央の扉に五七の桐の紋、袖壁に菊の紋が大きく浮き彫りにしている。建立当時は、黒漆塗りで金箔が張られていた。 | 大きな曲線を描く唐破風 |