一乗寺三重塔

所在地 兵庫県加西市坂本町 種別 寺院
構造形式 三間三重塔婆、本瓦葺
時代区分 平安後期 年代 承安元年(1171)
指定年月日 1952.03.29 所有者 一乗寺
一乗寺は法道仙人によって、白雉元年(650)に開基されたと伝えられる。西国三十三箇所第二十六番札所でもある。
国宝三重塔の他に、重要文化財の建造物として、金堂(大悲閣)、護法堂、妙見堂、弁天堂がある。
三重塔は、相輪の銘から承安元年(1171)の建立と判明しており、建立の年がわかる最古の三重塔である。


初重の床を板張りとして、まわりに縁を廻らし、わが国古来の藤原様式を伝える。

古代から伝わる和様の建築様式の建築技術を知る上でも貴重な塔婆とされる。


国宝建造物目次に戻る
前の頁に戻る                     次の頁に進む