本山寺本堂

所在地  香川県三豊市豊中町本山   種 別  近世以前/寺院 
構造形式  桁行五間、梁間五間、一重、寄棟造、向拝三間、本瓦葺   
時代区分  鎌倉後期 年 代  正安2年(1300)
指定年月日  1955.06.22(昭和30.06.22) 所 有 者  本山寺
附指定  厨子3基 棟木の部分1本
七宝山持宝院本山寺は、四国八十八カ所霊場の第70番札所。開山を弘法大師と伝える真言寺院。
弘法大師の一夜建立と伝わる国宝・本堂の他に、重要文化財の仁王門がある。


正応4年(1291)に佐々木信氏の寄進を得て、正安2年(1300)に建て替えられたもの。棟木の銘文から正安2年が裏付けられる。四国に現存する、鎌倉時代に建てられた数少ない仏堂建築の一つ。


建築様式は、基本的には和様であるが、細部には禅宗様を取り入れた折衷様。 正面三軒の向拝


寄棟造、本瓦葺の屋根の線が美しい 組物は二手先組、軒下は二軒繁垂木


国道11号線の、三豊市中町本山の本山橋北詰交差点を西に折れ、200m走って次の交差点を右折すると本山寺に到着する。本山寺の前を通過せずに左折すると、本山寺の南側に面して無料駐車場がある。境内自由。

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