本願寺飛雲閣

所在地 京都市下京区堀川通花屋町下る本願寺門前町 種別 住宅(浄土真宗本願寺派)
構造形式 一階、招賢殿、八景之間、船入之間、入側、縁、茶室、二階、歌仙之間、階段、廻縁、中二階階段室、三階、摘星楼、階段室より成る南面及び北面25.8m、東面11.8m、西面12.5m、三重、こけら葺
時代区分 桃山 年代 桃山
指定年月日 1951.06.09 所有者 本願寺
西本願寺については、本願寺唐門の項参照。
飛雲閣は、境内の東南隅にある滴翠園に池に面して建つ、楼閣建築。金閣、銀閣とならんで京の三閣とも呼ばれる。
江戸時代からの寺伝によると、豊臣秀吉の聚楽第の遺構とされている。しかしその確証はないようである。


左右非対称で、また一階、二階、三階への変化も不規則。さらに唐破風入母屋破風が混在した屋根。
常識破りの不思議な魅力。モダンな感じさえ受ける。
一階は主室の招賢殿や、室内から舟に乗れる船入之間などからなり、二階は三十六歌仙が描かれた歌仙之間からなる。三階は望楼の摘星楼からなる。
特別拝観のとき以外、非公開


二階の、歌仙之間の杉戸や板扉に描かれた三十六歌仙。

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