長保寺本堂

所在地 和歌山県海南市下津町上 種別 近世以前/寺院
構造形式 桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、向拝一間、本瓦葺
時代区分 鎌倉後期 年代 延慶4年(1311)
指定年月日 1953.03.31(0129) 所有者 長保寺
長保寺については、長保寺大門の頁を参照。
境内には、本堂(1311年)の他に、国宝として多宝塔(1357年)、大門(1388年)、重文として鎮守堂(1295年)がある。


外観は和様、内部は禅宗様の、鎌倉時代の代表的な折衷様となっている。
五間四方の外回りは、桟唐戸以外は和様であるが、内部は内陣まわりを中心に禅宗様が取り入れられているという。
文化庁の解説文
「本堂は延慶四年の建立で、柱及び組物など唐様の手法をとりながら細部に和様の手法を混用し、よく二つの様式を融和している。


正面一間の向拝 妻飾豕扠首懸魚猪ノ目懸魚

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