由佐城
所 在 地 | 香川県高松市香南町由佐 | 別 名 | 井原城 |
遺 構 | 土塁 模擬天守 | 形 式 | 平城 |
築 城 者 | 益子(由佐)秀助 | 築 城 年 | 建武3年(1337) |
歴 史 | 由佐城は、益子秀助が阿波守護細川氏に従って、阿波に渡り、姓を由佐と改めて、由佐に屋敷を構えたのが始まりとされる。以後、由佐氏の居城となる 天正11年(1583)に四国制覇をめざす長宗我部元親の軍に攻められる。落城はしなかったが、和議により、由佐氏は長宗我部氏に従う。 その後、由佐氏は、讃岐を領した、仙石氏、生駒氏に仕えた。生駒氏が移封されたあと、由佐氏は郷士となって近世に至る。 |
歴 代 城 主 | 由佐氏 |
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由佐城は平城であるが、東の香東川と、南の沼地を利用した要塞であり、長宗我部の大軍にも容易に落城しなかった。現在、土塁がわずかに残るだけ。城の跡地には、天守を模した高松市香南歴史民俗資料館が建てられている。勿論、このような天守はなかった。 |
<アクセス> 高松市香南町の国道193号線の川東下交差点を西に約500m、橋を渡ってすぐの三叉路を右(北側)に入ると、城郭風建築の歴史民俗資料館がある。ここが由佐城の跡。歴史民俗資料館の駐車場を利用することができる。(2010.10.19) |