山本山城

 所 在 地   滋賀県長浜市湖北町山本  別 名   阿閉山城
 遺 構   曲輪・堀  形 式   山城
 築 城 者   山本義経  築 城年   平安時代
 歴  史  治承4年(1180)、高倉宮以仁王の令旨を受けて、山本義定・義経父子、平家追討の兵を挙げ、築城した。同年12月16日、平知盛・資盛の大軍に攻められ、落城する。
室町時代には、京極家の家臣、阿閉氏が居城とする。
永正年間(1504〜1521)には、尾上城の浅見氏が詰の城とする。
浅見氏が浅井氏に従うと、浅井長政は、阿閉氏を山本山に入れ、小谷城の支城とする。
元亀3年(1572)の、織田信長の浅井氏小谷城攻めに際して、山本山城は、最前線の城となる。
天正元年(1573)、阿閉貞征は、木下藤吉郎の説得に応じて開城し、織田方に付いた。
天正10年(1582)、本能寺の変のおり、阿閉貞征は明智方につき、羽柴秀吉勢に攻められて落城する。以後廃城となる。
歴 代 城 主 山本氏 浅見氏 阿閉氏


二の丸跡 本丸跡
堀切の跡 空堀と土橋の跡
二の丸からの展望

左寄り遠方、竹生島 右端遠方、葛篭尾崎


<アクセス>
山本山城は、JR河毛駅の西方約8kmの山本山の山頂にある。山本山の南麓の宇賀神社の本堂横から山道を約30分登る。結構きつい。駐車場はないので、道端の空きスペースを利用させてもらう。(2004.07.24)


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