徳山陣屋

 所 在 地   山口県周南市徳山  別 名    ―
 遺 構   庭園跡  形 式   陣屋
 築 城 者   毛利就隆  築 城 年   慶安元年(1648)
 歴  史  元和3年(1617)、長州藩2代藩主・毛利秀就の弟・就隆(なりたか)が、3万石を分知され、立藩する。当初は、周防下松に居館を構える。
慶安元年(1648)、野上村に陣屋を築く。慶安3年(1650)に野上の陣屋が完成し、移転する。地名を徳山と称する。
享保元年(1716)、3代藩主・元次のとき、宗家と対立し、幕府より、非礼として改易される。
享保4年(1719)、元次の子の毛利元堯(もとたか)が、幕府より再興を許される。以後、明治維新に至る。
歴 代 城 主 毛利氏9代(3万石→4.5万石)


文化会館の前庭として、陣屋の庭の一部が残されている。他に、遺構はない。


陣屋には、堀もなく、「御館」と称していた。天保7年(1836)に幕府から城主格に列せられると、以後「御城」と称した。
陣屋跡は、現在、周南市文化会館となっている。文化会館の建物の前に、庭園の一部が残っている。


陣屋跡の周南市文化会館は、国道2号線に面している。文化会館の駐車場を利用することができる。

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