石神井城

 所 在 地   東京都練馬区石神井台  別 名   
 遺 構   曲輪・土塁  形 式   平城
 築 城 者   豊島氏  築 城 年   鎌倉時代後期
 歴 史  石神井城の築城年代は定かではないが、豊島氏の居城の一つとして、鎌倉時代後期に築城されたとされる。豊島(としま)氏は、平安時代以来、武蔵国豊嶋郡から発展し、南武蔵に勢力を張った国人系領主である。
室町時代後期、関東管領・上杉禅秀が鎌倉公方・足利持氏に対して反乱を起こした応永23年(1416)の上杉禅秀の乱で、豊島氏は足利持氏側に立ち、この頃に豊島氏は最盛期を迎えたとされる。
やがて新興勢力の扇谷上杉氏に属する太田氏と対立し、文明8年(1476)の長尾景春の乱において、豊島泰経は景春に加担して挙兵した。しかし太田道灌に破れ、翌年には石神井城も落城しt。
歴 代 城 主 豊島氏


石神井公園の三宝寺池の南側ほとりに立つ城址跡の石碑。本丸主郭の下に位置する。


       主郭跡へと登る階段。
時間の都合で、城址全域を巡ることができなかったのが、残念。
城は、石神井川と三宝寺池との間の丘陵に築かれており、土塁と堀で区画したいくつかの郭を防御施設としていた。

日本の城目次へ戻る
前の頁に戻る                次の頁に進む