清水山城

 所 在 地   滋賀県高島市新旭町安井川  別 名   日高山城、比叡谷城
 遺 構   曲輪・土塁・空堀・堀切・竪堀  形 式   山城(標高210m)
 築 城 者   佐々木高信  築 城 年   嘉禎元年(1235)
 歴  史  嘉禎元年(1235)、高島郡地頭職佐々木高信によって築城されたと伝えられる。
その後、嫡流の高島氏(越中家)が、本城に拠って、高島郡を統治していたとされる。
織田信長は浅井長政との元亀争乱のおりに、元亀4年(1573)に高島郡を攻略しているが、清水山城の主郭から出土する土器の下限がこの頃であるので、清水山城もこのときに滅ぼされたものと推定されている。
歴 代 城 主 佐々木氏、高島氏


空堀の跡 堀切の跡
主郭の跡        現地案内板の測量地形図参照
南北60m、東西55mの略L字形 中央部に建物の礎石跡がある。
主郭中央部の礎石  現地案内板の建物の復元予想図参照


清水山城は、標高210mの山頂部の主郭を中心として三方の尾根に曲輪を配置する放射状の連廓式山城である。空堀や堀切、畝状空堀群が随所にみられる。また主郭には大規模な建物の礎石が出土している。
<アクセス>清水山城跡は、新旭森林スポーツ公園の裏山の山頂にある。公園の各所に道標があり、整備された道で城跡まで登ることができる。車は、公園の駐車場を利用。(2004.10.10)

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