南山城

所 在 地  沖縄県糸満市大里 別 名  島尻大里城
遺 構  石垣 曲輪 形 式  丘城
築 城 者  大里按司 築 城 年  14世紀
歴 史 南山城は、14世紀頃に、大里按司により築城されたといわれる。
今帰仁城を拠点とする北山、浦添城を拠点とする中山、この南山城を拠点とする南山からなる14世紀頃の琉球三山分立時代に、栄えた。中国への朝貢の回数は22回を数えるという。
1429年、中山王の尚巴志により南山は滅ぼされ、全島が統一された。
歴 代 城 主  大里按司、南山王


i石垣の西面と南面


残存している郭は石垣で周囲が囲まれているが、40m四方程度で広くない。南山城は、南山王が居城とした城であり、中国製陶磁器やグスク系土器、備前焼、鉄鏃、ガラス製勾玉などが出土している。


南面の虎口  石積の技法は布積み 郭内  郭内に南山神社の祠がある


<アクセス>
国道331号線の糸満ロータリーを那覇方面から右折(東方向)し、約2km先の「照屋(東)」交差点を右折する。約800mほどで「高嶺小学校」を右手に通り過ぎ、この小学校と「高嶺幼稚園」の間の交差点を右に折れると、すぐ右手が城跡。駐車場はないので、道端に車を寄せて路上駐車することになる(短時間なら可?)。2011.12.11

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