小松陣屋

所 在 地  愛媛県西条市小松町新屋敷 別 名  
遺 構  特になし 形 式  陣屋
築 城 者  一柳直頼 築 城 年  寛永13年(1636)
歴 史 一柳直盛が伊予西条へ入封する途中、大坂で急死した。このため、直盛の遺領が分知され、長男の直重が3万石で西条を襲封し、直頼には西条・新屋敷村の1万石が与えられた。
直頼は寛永13年(1636)に新屋敷村に陣屋を構え、小松と改称し、小松藩が成立した。
本家の西条藩一柳氏は3代で改易になるが、小松藩一柳氏は明治維新まで存続した。
歴 代 城 主 一柳氏9代(1万石)


陣屋の敷地の北東端部位置に建てられた石碑と、小松陣屋見取り図。

陣屋には2棟の櫓門と、3棟の門があり、太鼓櫓もあった。
陣屋の遺構は特にないが、武家屋敷などが残る。


2代藩主一柳直治の山荘「逍遥園」の正門の唐草門 温芳図書館の門として移築されている 藩校「養正館」の儒官・近藤篤山の旧居


<アクセス>
小松陣屋跡は、JR伊予小松駅の南約5〜600m。国道11号線の小松駅前交差点を南下し、次の十字路を越えてすぐの三叉路を右折すると、小松公民館・温芳図書館がある。この公民館・図書館の駐車場に車を置いて散策することをお勧めする。三叉路に戻って、南へ歩くと、そのあたりが小松陣屋の跡。(2011.05.18)

日本の城目次へ戻る
前の頁に戻る                
次の頁に進む