因屋城
所 在 地 | 島根県隠岐郡海士町海士 | 別 名 | 森屋敷 |
遺 構 | 石垣 土塁 門 | 形 式 | 居館 |
築 城 者 | 村上氏 | 築 城 年 | 室町時代 |
歴 史 | 因屋城は、隠岐の島・海士郡の豪族、村上氏の居城。 村上氏は、瀬戸内海の水軍の村上氏の係累であるとも、村上源氏であるとも、いわれる。 村上氏は、承久3年(1221)に、承久の変により隠岐に流された後鳥羽上皇の世話をし、没後は御陵守を務めてきた。 戦国期に入り、永禄9年(1566)、村上氏は毛利氏に味方し、尼子の軍に攻められたが、撃退した。 |
歴 代 城 主 | 村上氏 |
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背後の屋敷地も含めた一帯が、因屋城の城跡。 やや朽ちた門が城跡を偲ばせてくれるが、遺構はあまりなさそう。 |
<アクセス> 隠岐の島諸島・中ノ島の菱浦港フェリー乗り場を起点に、前の道(県道317号線)を南西方向へ約3km。右手へ入る道の奥に上の写真の門が見える。(2011.11.02) |