朝倉城

所 在 地  高知県高知市朝倉丁 別 名  重松城
遺 構  曲輪 横堀 竪堀 堀切 井戸 石垣 形 式  山城(標高102m)
築 城 者  本山氏 築 城 年  大永年間(1521〜28)
歴 史 土佐北部・長岡郡本山城主の本山氏が高知平野に進出するために、大永年間に築城したのが始まりとされる。
天文9年(1540)、山本梅慶は土佐中央部に勢力を確保するために、本拠を朝倉城に移した。
永禄3年(1560)に、本山氏と長宗我部氏の激突が始まり、永禄5年(1562)に本山氏は本山城に退去した。朝倉城には、長宗我部氏の重臣が配された。
歴 代 城 主 本山氏 長宗我部氏


詰ノ段 詰ノ段の北縁の土塁


城は、東側の本城部分と、西側の尾根続きの茶臼ケ森に分けられる。本城は、詰ノ段を中心に、その東から南を囲むように二ノ段と三ノ段を階段状に配置し、その西側に堀切を介して詰西ノ段を配置する縄張りに形成されている。


詰西ノ段の石垣 当時のものかは不明 詰ノ段の北西側にある井戸


<アクセス>
高知市朝倉の高知大学教育学部の西側の県道8号線にかかる陸橋の南側に三叉路がある。この三叉路の坂道へと入る。次の三叉路を右折して100mほどで右手に北城山公民館がある。この公民館に立っている「朝倉城跡」の看板の裏側の道を上がっていくと、朝倉城への標識があり、ここから城山に入る。北城山公民館に駐車スペースがあるが、ここに至る道は狭いので、県道8号線沿いのコンビニに車を置いて歩くほうが無難。コンビニから北城山公民館まで歩いて10分ほど。(2011.05.16)

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