安慶名城

所 在 地  沖縄県うるま市安慶名 別 名  大川城
遺 構  石垣 城門 曲輪 形 式  山城
築 城 者  安慶名大川按司 築 城 年  14世紀頃
歴 史 安慶名(あげな・あえな)城は、14世紀頃に、安慶名大川按司によって築城されたと伝えられる。
安慶名大川按司は、伊波按司の子息といわれ、最初、兼箇段に築城しようとしたが、独立丘の安慶名の山の方が立地条件として適しているので、この地に築城したといわれる。
その他は不明。
歴 代 城 主  安慶名按司


               内郭南側の城門
自然岩の裂け目を利用してさらに広げ、一部に切石を積み上げてアーチ状に形成されている。


安慶名城は、琉球石灰岩の山全体を取り込んだものであり、自然断崖を利用して防御性を高め、山の中腹部に野面積で城壁を築いている。
山頂部の台地を内郭とし、その外側の全体を外郭で囲った輪郭式の縄張りとなっている。


東側下方から城門へ続く階段 城門の開口幅は、一人が通れる1mほど


内郭の城壁石垣 内郭の城壁に設けられた狭間(銃眼)


<アクセス>
うるま市「安慶名」の交差点を県道8号線に沿って北西へ進み、道なりに曲がりながら600m程行く。「安慶名闘牛場」の案内標識のある交差点を右折して、100m少しで左手に「安慶名中央公園」の駐車場がある。車はこの無料駐車場に停める。駐車場の奥に芝生風の草原が広がっており、この草原の左端の奥に、城址の石碑が立っている。城跡はこの石碑の横の山道を登ってすぐ。(2011.12.12)

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