哲っちゃんのハチロク日記

第五号
98/5/9発行

なんですと?!

前回発生した問題が、数日後に解決してしまいました。

この前、1番シリンダのプラグを見た時電極が白かったので、私は燃料が足らないと思いこみ(本当に何らかの問題で足らなかったのかもしれないが・・・)、23%増量で足らないのだから更に増量するしかない!ということで最後の手段48%増量を試してみる事にした。(はたしてノーマルのインジェクターでそこまで増量できるのだろうか・・・)
しかし結果は良くなるどころか同じかもっと悪いぐらい。じゃあどうしたらええねん?私は訳が分からなくなった。

リボルバーで聞いてみると、普通は12%増量して燃圧を上げてあとはAFCで微調整するくらいでいけるらしい・・・そういえば私は23%増量でしか試していない。前回はノッキングしたから増量してみたが、あれの原因はスロポジセンサーやったし。もしかしたら燃料が濃すぎる?でもプラグは白いし・・・コンピュータのスイッチの接触でも悪くて実際は増量してなかったとか?!もう、いよいよ訳が分からなくなってきた。

「一回、増量なしで試してみて」と言われた。「なんですと!?」と、どこかの美溶液のコマーシャルのように驚いた。
「マジっすか?そんなんして大丈夫ですか?」
「まあ、多分燃料濃いと思うからやってみて」
「じゃあ、元の5.4%増量でやってみます」 というわけで恐怖のトライである。5.4%UPにセットしエンジンをかけてリボルバーを出た。

下の方ではエンジンの回転が少し軽く感じる。「おお、そんなに悪くないじゃん。」度胸一発アクセルを踏み込んでみた。ノッキングがでたらすぐに止めないといけない。

しかしそんな心配は無用だった。なんと、エンジンはコーン!と吹けあがりあの重かった回転域が嘘の様に無くなってしまった。正確に言うと少しだけ5000rpmでもたつくが一瞬である。なんで?このくらいの増量で足りるの?7000rpmくらいまでしか回してないけれど、そこまではノッキングも出ていない様である。

そういえば最初23%アップにしたと言ったら「なにぃ?それで大丈夫なん?」といわれたような気がするなあ。「大丈夫、いい感じっす。」と答えたけど。
まあとりあえず5.4%アップでもそこそこいい手応えだが、基本は12%アップくらいだというし、壊れても困るので12%アップにセットした。走ってみるとアイドリング附近が弱くなったような気がするが、中高速は悪くないのでこのままいくことにした。プラグもチェックしてみたがいい感じに焼けていた。(結局、何故プラグが白かったのか分からない・・・やっぱり燃圧か?)

このままでちょっとの間走っていたのだが、どうもアイドリングがふらついておかしい。信号で止まっているとブスンとエンジンが止まる。最初は夜電気を点けている時だけだったのが、昼でも止まるようになってきた。もうバンバン止まる。渋滞にはまってクラッチを切った瞬間に止まる。アイドリングがふらついてる時にアクセルを踏むと止まる。ただ信号を止まるだけで、持てるテクをすべて駆使しなければならなくなった(アクセルを踏みながらサイドをゆっくりと引いて止まる。または止まるまでアクセル一定のヒールアンドトゥ。止まったらサイドを引いてアクセル一定など。)こりゃたまらんということで、またもやリボルバーに駆け込んだ。

ハチロク日記6につづく

前回の日記を読む
続きの日記を読む
てっちゃんのハチロク日記1998〜2000へ